終焉ノ栞参 終末-Re:write- (MF文庫J)
- KADOKAWA/メディアファクトリー (2014年3月22日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (225ページ)
- / ISBN・EAN: 9784040663142
作品紹介・あらすじ
突然の新キャラクター。未解決のまま10年前編。10年前の五重奏は惨劇を奏でる-。
感想・レビュー・書評
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2巻終わりに出てきた5人組が登場。
今作は前日譚で、彼らが作ろうとしている映画こそが「終焉ノ栞」ということらしい。
まだ導入部分という印象。
今後どうなるのか楽しみ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
仲良し5人組で映画を作り上げよう、と頑張った。
題名は『終焉の栞』という、都市伝説ホラー。
前回最後の方に出てきた、5人組。
ここが始まりなのか、違うのか。
と思ったら、作り上げようとしている映画は…な状態。
出てくる『名前』が一緒なだけで、また担当のホラーが
別のものになっています。
これはまた別物? と思っていたら…な最後。
果たして映画の中のエンドレスなのか
本当のエンドレスなのか。
4人組の時の10年前がここならば、最後のあれは
夢ではなく…またのエンドレス?
さらに、分からなくなってきています。 -
10年前の話。未解決。
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終焉ノ栞プロジェクト作品。これまでの人物たちではなく、10年前の少年と少女たちへと視点が移行した初めての作品。
正直なんというか、やはり微妙だった。今作はあくまで導入部でしかないからかもしれないけれど、本作では目立った動きはありません。ただ、前作までの物語を映画のシーンと称して動くだけで、ある意味では焼き直しなだけでした。あるいは、イントロダクションとでもいうのでしょうか。
何かしら不穏な動きは見せつつあるものの、少なくとも今作だけではこれといった意味も見いだせず……。
次回以降どうなるのか気になるところですが、はてどう行き着くのか少々不安です。