ノーゲーム・ノーライフ3 ゲーマー兄妹の片割れが消えたようですが……? (MF文庫J)
- KADOKAWA (2013年1月25日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784040664347
作品紹介・あらすじ
ゲームで全てが決まる世界"ディスボード"-人類種の王となった異世界出身の天才ゲーマー兄妹・空と白は、世界第三位の大国『東部連合』に、その大陸全領土と"人類種の全権利"を賭けて行う起死回生のゲームを仕掛けたが、直後。謎の言葉を残して空は消えてしまった-…引き離された二人で一人のゲーマー『』(くうはく)。消えた空の意図、残された白、人類種の運命は!そして獣耳王国の行方は-!?「言ったろ"チェックメイト"って。あんたらは…とっくに詰んでたのさ」対獣人種戦決着へ-薄氷を踏む謀略が収束する、大人気異世界ファンタジー第三弾。
感想・レビュー・書評
-
シリーズ3冊目。一人になってしまった白が空を取り戻す?までと、対東部連合で人類種の生存権をかけてゲームをする話。前半のオセロの策略がそのオチを含めてまで結構好きな展開。後半はFPSなんだがこれは映像で見た方が面白そう。なんてことない言葉が後になって想像以上の意味を持ってきたりするので面白い。アニメはここまでのようなので一度映像を見てから続きを楽しもうと思う。(4/1-5)【2024-21】
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
目覚めると白は一人だった。いつも側にいるはずの兄、空の姿がないことに狼狽するが、周りの誰もそのような人物は知らないという。やがて自分はゲーム中だという理解に至った白は、何のためにどのようなゲームが行われているのかを推理してゆく。それは東部連合攻略のための最後のピースを得るために空が仕組んだ、想像を絶するゲームだった。
後半はいよいよ東部連合との勝負。空と白はステフ、ジブリールとともにゲームに挑むが、ワービーストいずなの想像を絶する身体能力に追い詰められてゆく。 -
ゲームは楽しくやらないとゲームじゃない。
例えそこに世界の存亡がかかっていたとしても。
なんとも分かりづらい口調だ。
口調作りでかなり気合が入っているのがわかるけど、読みやすいかどうかは分からない。口調に気を取られてキャラクターを読めなくなってる感もぬぐえない。
特にクラミーさんたちは、精いっぱい説明を尽くしてあるのかもしれないけど、なんともぽっと出の印象が強く、キャラクターも伝わり切れてない気がする。
と、知った風な批評をしていますが、単に私の読みが足りないだけかもしれない。
それは一度読んだだけではなかなか理解しきれないものであるということでもあるのだけど。
キャラクターだけではなく、この文章自体が、すごく、「中二病的」なのは確かだと思う。
それはわざとなのか、酔っているのか。 -
手に汗握るアクションと意外な結末・・・シリーズ最高エンディング、かな。
-
過去八度負けた国に挑む。
まさかこんな簡単に国を賭けるとは思ってなかったのでとても驚いた。
そして、いくら調べ尽くしたとはいえ最初から最後まで空白の思い通り事が進んだというのは凄過ぎる…。 -
対東部連合編。
序盤の白が発狂しかける流れは辛かったです。
併合してひと段落ついて、次はどうなっていくのかね、と楽しみですよ。 -
2巻に続きとても面白かった。3巻でアニメ1期でやった内容が終わったため、次巻から未知なのでとても楽しみだ。