- Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
- / ISBN・EAN: 9784040667805
作品紹介・あらすじ
屋敷での『死のループ』に打ち勝ち、やっと平穏な日々を取り戻したスバル。束の間の安息を過ごすスバルだったが、王選の使者の来訪により、エミリアと同行して再び始まりの地である王都へと舞い戻ることに。王都で別れた人々との旧交を温めながら王選へのやる気を燃やすスバル。だがエミリアは頑なにそんなスバルの協力を拒む。すれ違いの感情は摩擦を生み、王都で新たに出会った人々をも巻き込んで、エミリアへの想いを胸に、奔走するスバルだったが-!?「エミリアの隣に騎士がいるなら、俺がそれをやる。俺がエミリアを王にする!」大人気WEB小説、新章開始!届かぬ想いと足りない言葉、そしてスバルは-。
感想・レビュー・書評
-
王選とかいうのが始まるらしく、ややもったいぶった展開。登場人物は増えたけど、キャラが立っているので覚えていられそう。悲しい結末からの巻き返しに期待したい。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
子供に借りた本。
異世界生活のその4。
王都編の始まり。 -
背ラベル:913.6-ナ-4
-
王選に向けていよいよ動き出した。
候補者それぞれに自分の騎士がいたり、王になっても国のため忠義を尽くすという者ばかりではなかったり、何と言うか候補者は癖が強い子ばかり。笑
アルよ、私もスバルと同様プリシラの尊大な態度をまだ可愛いとは思えんよ…世界は自分中心で動いていると言い切れるのは、ある意味羨ましいが。
この巻はスバル苦難という感じだった。
特に最後のエミリアにぶつけてしまう言葉に関しては、ああ~なんでそれを言っちゃうの…とその場に居られたら止めたくなる気持ちになった。
スバルが死ぬほど(本当に死んでるが)懸命にやってきているのを知ってるからそれが周囲に伝わらないのが歯がゆい。
しかし、それをエミリアに言ったらダメでしょ~…でもそういうところがスバルが人格者でもなんでもない、普通の人間ということを物語っている。
アルの出自に関しては驚いた。
剣奴だったという過去とプリシラに使える経緯の話も読んでみたい。 -
残念なスバルの巻でした。時にはしゃがむときも必要か。
-
一番苦しい終わり方…orz
いやまぁ知ってたけど。
なかなか想いが伝わらないというか
話せない制限がのしかかる(;´Д`)
王選に向けて登場人物が増え、
キャラ濃い人たちが増え、
ますます目が離せなくなっていく感じ。
アルの出自が今回一番びっくりかな。
続きもどんどん読んでいきたいです。 -
とにかく読んでいて辛い谷の巻だった。ユリウスも普通に良いやつだから、ただただスバルの弱さだけが露呈していて、厳しい気持ちになる。キャラがばーっと出てくるけど、スバルの心情に引っ張られて、全員悪人みたいな感じを受けてしまう。
-
一度口に出してしまったことは取り戻せない。
一度やってしまったことはなかったことにできない。
でも、彼ならできる。
しかし、そのためには死ななければならない。
簡単なリセット装置じゃない。
そして、何度やり直したって、肝心なことは言えない。許されていない。
でもそれにしたって、死ななきゃわからない人過ぎない?とは思うよ。
話さなきゃわからない。
例え肝心なことは言えなくたって、話せることもっとたくさんあるでしょう。
だけどうまく話せない、多分お互いに。
二人とも虚勢張りすぎなのかもしれない。