世界の終わりの世界録<アンコール>1 再来の騎士 (MF文庫J)

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  • KADOKAWA/メディアファクトリー
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感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (295ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040669229

感想・レビュー・書評

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  • 300年前世界を救った英勇と外見ソックリの主人公。
    学園での成績では筆記3位実技8位で決して落ちこぼれではなく成績は良い。
    が、なまじ似ているだけに周囲からは英勇といつも比較され不当な評価を受けていた。
    そんな折、300年前英勇と一緒に旅をしていた竜姫が封印から蘇り、世界の終わりと再来を告げるといわれる世界録を一緒に探しに行くことになる。

    主人公と一緒に旅するのは300年前に英勇と一緒に旅をした本人た3人のヒロインズ。
    落ちこぼれ主人公のハーレムものかなーと思ってたけどちょっと違う。
    なんせ、主人公普通にスペック高めなんです。
    周りからは英勇と一緒なのは外見だけだな、ハッ
    とか馬鹿にされるけど成績は良いほうだし、ヒロインに稽古つけてもらっても即効モノにしちゃうし。
    あと、ちゃんと努力もしてるシーンをはさむことによって、
    血筋じゃないよ努力の人だよアピールしてるのが見え見えです。

    何がいいたいかっていうとカタルシス得る場所が分からない。
    落ちこぼれだったら成長していく過程とかあると思うけど、
    周りが雑魚雑魚言うだけで、この主人公基本スペック高いし。
    かといって俺最強ってわけでもなく、最強は周りのヒロインズの方。
    でも300年前の傷で全盛期の半分以下の力しか出ない。
    そのおかげで主人公が輝ける。
    主人公含めて300年前の全盛期の力を取り戻していく過程を楽しむものなんでしょう。
    俺TUEEEEE、ハーレム好きな人はいいかもですね。
    ★★つけたけど、2巻買っちゃうと思います。
    俺TUEEEスキだからね!

  • 努力の人でさらにものすごい能力もある主人公と、諸事情により力が弱まっているだけのチートなヒロインsの冒険譚。地道に努力していればいつかは報われるというのは、読んでて気持ちいいけど、起こるイベントちょっと都合良すぎではないかと。絵はキレイでよかった。

著者プロフィール

『黄昏色の詠使い』にて第18回ファンタジア長編小説大賞佳作を受賞。『氷結鏡界のエデン』『不完全神性機関イリス』をファンタジア文庫にて刊行。

「2023年 『キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦15』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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