鬼の涙が花だとしたら (フルール文庫 ブルーライン)
- KADOKAWA/メディアファクトリー (2014年11月13日発売)
本棚登録 : 56人
感想 : 5件
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- Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
- / ISBN・EAN: 9784040671628
作品紹介・あらすじ
鬼が吼えると災厄が起こる-古来より鬼と、それに魅入られた人間の伝説がある地、希望谷でトンネル崩落事故に巻き込まれた古林千鳥。千鳥を助けたのは鋼のような体躯と赤い髪を持つ隻眼の男・森羅だった。だが彼は、幼い頃に千鳥の父親を殺した鬼・シンの面影を色濃く残している。手厚い看病と労りの中、森羅の不器用な優しさに惹かれる気持ちと、彼の正体への疑念が膨らんでいき…人間と鬼、種族を超えて育む一途な愛。
感想・レビュー・書評
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一途すぎる森羅の想いにホロリと来ちゃいましたね。 夏乃さんお得意の途中に過去の文献入れてくるあたりもすごく好きだわ。 この二人どう納まるのか!っていうのがものすごく心配だったけれど、すごくよかったですね。 ちょっと最後は物悲しい感じだったけれど、それでも彼もきっといずれ救われるんじゃないだろうか~。 彼のお話もスピンで読んで見たいな! 幼い頃であっていた二人。父親の死の真相。大叔父の鬼の著書だったり色々てんこ盛りなのに、 すべてちゃんと回収されてましたね。 さすが夏乃さんでしたね。
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