楽器と武器だけが人を殺すことができる (ダ・ヴィンチBOOKS)

著者 :
  • KADOKAWA/メディアファクトリー
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040673233

感想・レビュー・書評

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  • 世の中にはいろんなコンテンツがあるけれど、そのコンテンツとの向き合い方もいろいろあるんだなぁと思った。
    AKBとかマンガとかドラマとか自分は全く詳しくないけど、めっちゃハマって時間とかお金とかかけてる人がいるのは知ってる。
    でもこんな風に、それがどういう仕組みでこういう原理で、それでどういう意味なのかみたいなことを考えてる人がいるのは初めて知った。

  • サブカルチャーに関するエッセー集。タイトルはその中のひとつ。仮面ライダーアギト、ファイズの話だった。他にアニメ、朝の連ドラ、村上春樹、AKB等の話題。

  • 「明るい未来」のための建設的な批評。これはとても重要。

  • ゼロ年代以降のサブカルを知るにはこのヒトの本。
    テーマは多岐にわたっているが、通底するものはあり。
    昭和がもうかなり遠くなってきているのを実感する。
    昭和の時代には、乗り越えるべきもの破壊すべきもの前提になるものがあって
    それと対峙することで生まれてきたものだったけれど、
    今はそれはそれとして、無関係なところで、関係するとしてもネタとして、
    閉じた中で何かを生んだり、試行錯誤している、ということなのかなと思った。
    ネットで世界は広がったように思うけど、
    実際は自分の目の前、手の届くところしかリアルじゃないとか。
    元ネタを知らないものの方が多いけれど、
    ライダーシリーズちょっと見てみたくなった。

著者プロフィール

1978年生まれ。評論家。批評誌「PLANETS」「モノノメ」編集長。主著に『ゼロ年代の想像力』『母性のディストピア』(早川書房刊)、『リトル・ピープルの時代』『遅いインターネット』『水曜日は働かない』『砂漠と異人たち』。

「2023年 『2020年代のまちづくり』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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