- Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
- / ISBN・EAN: 9784040680248
作品紹介・あらすじ
整理収納コンサルタントの本多さんが、パリジェンヌたちのお部屋に訪問し、その収納のポイントを徹底解説!実は東京と大きく変わらないパリの住宅事情。オール実例なので、今日からすぐ取り入れられます。
感想・レビュー・書評
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オシャレ。というか。なんというか。この肩肘張らない乱雑さの中にオシャレと整頓がある。この感じ。この普通にさらっとオシャレだけどキッチキチじゃない感じの程よいオシャレ感って、日本の片付け本にはまずない感じ。
日本の片付け本は、カチカチのガッチガチでピカピカのキッチキチで確かに生活感ないんだけど、なんかこうモデルルーム的な硬さが取れない中、パリの方のオシャレ部屋のなんと友達んち感の残した風のオシャレな乱雑。
このなんとも言えない絶妙なバランスがきっとものすごいセンスなんだろうな。と、思わずにいられませんでした。
確かに、四角、四角でぴったりシンデレラフィットもものすごく気持ちいいし綺麗に見えるんだけど、個性は皆無。そんな中のこのパリジャンたちの部屋がものすごいオシャレで片付いてて、人は人、わたしはわたしのオシャレ上級者の部屋が、真似できないけど憧れる最上級でした。
ほかの国でもやってほしい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ネット検索でパッと出てくるサイトに紹介されているような生活感が感じられない部屋は紹介されていない。
当然ですがどの部屋も住みやすいよう工夫され、収納に四苦八苦している姿が見て取れます。多分ネットで出回ってる画像はモデルルームのような場所なのかな……。
フルカラーで紹介されているどの部屋も、意外と物が溢れています。ただ雑然とさせないために、視界をうるさくしないためにちょっとの手間をかけているだけ。
紅茶なり珈琲、粉物の調味料は同じ瓶につめかえ隅に寄せてるだけ。そこは日本もフランスも変わらない。それでなおフランスの方が素敵だという人はフランスに対する憧れが強すぎでしょうね。
詰め替えに適さないものは戸棚や編みカゴで隠したり意外と普通。小物使い、色使いは見ていて面白い。
キッチンに限らず日本はプラスチック系の収納道具が多いけど、フランスはカゴ物(編みか紙が多い)と違いが多い。普段は目に付かないところは安いプラスチック系だけど目に付くところは家庭ごとこだわりが見て取れます。
徹底的に隠すか、インテリアとして見せるかの違いもあります。
一番興味深いのは、パリのアパルトマン在住のミニマリストの紹介。日本のミニマリストと違って物が多いんです。日本人のミニマリストは凝り性が過ぎて極端にミニマルな暮らしに徹している。
服や仕事道具を戸棚で目隠ししているようですが、生活感とちょっとの遊び心である置物とか、最近話題のミニマルな暮らしでけど、こちらの男性の生活の方がずっと素敵。 -
パリのアパルトマンってヘタしたら日本の住居より狭いし古い
そこに「暮らしを全力で楽しんでます!」て伝わる部屋がなんともパワフルでオシャレ
なんであんなにモノが多いのに狭い部屋で快適に暮らせるのか不思議だよね〜
・マネできそうなのは、好きじゃないパッケージモノを瓶に詰め替える
・無印良品、IKEAを使う
とかかな -
手をかければかけるほど、家への愛着は増すばかりです。
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無印良品やIKEAはフランスでもよく見かけるようだ。
パッケージデザインが気に入らないものは、揃いの保存容器に入れ替える。
ものにはきちんと住所をつけて、中身を把握する。
整理収納の5ステップ
1.放置しない
2.全部出す
3.分類する
4.収める
5.可視化する
写真が多く、見ているだけで楽しい。 -
写真いっぱいで読みごたえあり。
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物は多いのにごちゃついていない。見習いたい!
ナタリーさんのアトリエスペースが好き。
かわいい缶々を小間物収納に使うのに、あるよね~!っと(笑。 -
生活動線が大事!
広すぎても無駄! -
読み始めてすぐに、部屋の片付けをしたくなりました^ ^ 紹介されているパリのお宅は、それぞれの色があって、見ているだけで楽しい。
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大好きな本多さおりさんの本。パリのいろんなお宅の収納も素敵だけど、やっぱり巻末の本多さんの家の見直しが参考になったな。パリのみなさんの暮らしでは、あとがきでも本多さんが書いていた通り、気に入ったモノを厳選して手に入れる、それらのモノを大切に使うといったことが、当たり前だけれどいいな、と思った。今回は時間がなかったからざっとしか読めなかったけど、またゆっくりと目を通したいな。