艦隊これくしょん -艦これ- 鶴翼の絆 (富士見ファンタジア文庫)

著者 :
制作 : 「艦これ」運営鎮守府 
  • KADOKAWA/富士見書房
3.63
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本棚登録 : 258
感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (290ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040700328

作品紹介・あらすじ

「あの大戦」で撃沈した空母・瑞鶴が目覚めると、そこは懐かしの地によく似た世界だった。かつての戦いの記憶と能力を持つ“艦娘”となった彼女は再び戦いの道へ――。大人気ブラウザゲームの公式ノベライズ、発艦!

感想・レビュー・書評

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  • 艦これノベル1,2弾も読んだが、艦これってこういう背景で、艦娘ってこういうことだったんだと一番納得できる内容となっています。
    戦争を美化することもなく、うまくまとめてあります。この内容でアニメ化すればいいんじゃないかな。

  • 紹介者:ものづくり工学科1年
    <紹介者からのコメント>
    艦これを知っている方からしたら、主人公が「瑞鶴」という事実に困惑するだろう。アニメでは「吹雪」だったから。
    艦娘とは何か? また、軍艦の歴史を学ぶことができる。
    艦娘を知らない人でも楽しめるため、是非読んで欲しい

  • ライトノベル

  • 五航戦の話。
    昔の人は、命名のセンスがすばらしいな。
    艦船も航空機もええ名前ばっかりや。

    そして、こっちも大和絡みか。

  • 艦娘の概念、戦闘シーンの描写は非常にしっくりきます。
    ブラウザゲームのゲームとして簡略化されてるシステムをいかに尤もらしく描くか、という点については非常に良くできてる設定だと思います。
    ぶっちゃけ、パラレルにしちゃった方が色々楽ですしねぇ。

    とりあえず加賀さんの存在感がすごいw
    主役の瑞鶴の前に、厳しくも恐ろしい(ダメじゃん)先輩かつライバルとして立ちはだかってくれてます。…そして当然実はいい人な描写もあり…ずるいな、ホントにw

    「瑞鶴」という艦娘・空母を描くにあたり、「幸運艦」という個性(設定)は付加せざるを得ません。
    そこに主眼を置いて瑞鶴を持ち上げるという構図が、どうしても釈然としない印象があり前半は読みづらい(感情移入しづらい)ところがありますが、クライマックスではそれすら乗り越える、という展開に持っていくことによりカタルシスを得る構造になってて上手い。

    なんだかんだで勝利は努力と根性と諦めない意思の向こうにある、ってのが好きなんですよねぇ。

    とりあえず、提督の影薄いなーw

  • 艦これノベライズの中でもピカイチの面白さ。「あの戦争」で沈んだ艦隊の魂が、深海棲艦に対抗するために「艦娘」として生まれ変わり戦うという世界観。「幸運の空母」と呼ばれた瑞鶴を主人公に沖ノ鳥沖へ挑む。架空戦記を得意としているらしい筆者のため、戦闘描写は的確。ドキドキしながら身震いして読んだ。戦いに勝つため、「あの戦争」の想いを乗り越えるため出撃していく艦娘たち。互いを思いやる、気にすることが自然にできていて安心する。

    2-4という初心者にとっての難関を踏破目標としたのも憎い。「幸運の空母」瑞鶴と「不幸艦」の翔鶴、豪華客船として生まれ数奇な運命を辿った飛鷹と準鷹、「奇跡の駆逐艦」雪風、一航戦の赤城と加賀と、出てくる艦娘はみな瑞鶴と何かしら運命が絡んでいる。この人の書く加賀像、好きです。無口で無愛想で素っ気ないけど、よく後輩を見ていて五航戦には五航戦の誇りがあると知っている。そして照れる。提督も良い感じです。セクハラをよくするのは、憎まれ役になるため。責任感が強く、艦娘のために嫌われ役になることも厭わない。鳳翔さんとできてるな、こりゃ。

    次巻への引きも気になる。戦艦大和のいう沈めてくださいの意味は。潜水艦ゴーヤやイムヤの遭遇した敵とは。ナンバリングしてないけど、続くんだよね?次巻も楽しみにしている。

    ますます広がる艦これワールド、存分に楽しんでいきたい。

  • 直線的な表現が多く、全般的に読みやすさが意識されてるように感じた。史実ネタもさり気なく、鬱陶しくない程度にリアリティに添えられているのも職人技を感じた。
    その反面、説明っぽい台詞や文章が多く、没入感はあまり高くない。
    良くも悪くも、「事始め」な印象があるノベライズだった。

  • ストーリー性もよくできていると思います。
    ほんわかしていたりシリアス、激しい戦闘になったりなど、読んでいてとても楽しかったです。

  • 最近、というかこれからアニメ化とかで話題になりそうな本のネタない~?というような話をとりとめもなく中二女子としてたら、彼女が丁度もっていた。(i44)

  • 艦これの戦闘描写は小説だと映えない気がする。史実の知識があったらもっと楽しめたのかもしれない。
    宴会で艦娘がいっぱい出てきたのは良かった。
    読後感が微妙だったのが一番残念。

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著者プロフィール

仮想戦記「幻翼の栄光」(有楽出版社)でデビュー。主な著作に「艦隊これくしょん 鶴翼の絆」「機甲狩竜のファンタジア」(富士見ファンタジア文庫)、「シュヴァルツェスマーケン」(ファミ通文庫)シリーズなど

「2018年 『ミリオタJK妹!3 異世界の戦争に巻き込まれた兄妹は軍事知識チートで無双します』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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