グランクレスト戦記 (3) 白亜の公子 (富士見ファンタジア文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/富士見書房
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本棚登録 : 127
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (218ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040701998

作品紹介・あらすじ

君主テオと魔法師シルーカが仕える幻想詩連合の英傑・アルトゥーク伯ヴィラールの元に、連合盟主ハルーシアの公子アレクシスより君主会議開催の知らせが届く。それは「大講堂の惨劇」以降、混迷の続く連合がある決断を下すことを意味していた。すなわち大工房同盟との「和平か、戦争か」を-君主会議に向け、ハルーシアへと進軍を開始するテオとシルーカたち。二国の間に広がる同盟領を迅速に通過するために、シルーカが示した策とは!?そして"民のための戦い"を決意したテオの選択とは!?混沌がすべてを支配する大陸で、連合と同盟の命運を左右する新たなる戦乱が、いま始まる!

感想・レビュー・書評

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  • 今回は外交パートがメインとなっているように思われた3巻目ですが。

    国家の盟主クラスのキャラクターが次々に出てきて覚えるのが大変ですが、それぞれが絶妙なキャラ付けをされているのでそれほど苦労はしませんでしたね。魅力的なキャストが多くて何よりです。

    にしても。アルトゥーク伯陣営以外の連合軍盟主たちがアレすぎて情けなくなりましたね。会議の内容も、どこぞの平和ボケした島国国家が連想されてげんなりさせられました。
    戦争において恐るべきは強大な敵より無能な味方、とはよくいったものです。

  • 連合の大会議が開催されることとなり招聘されるアルトゥーク伯と従属君主テオ。
    その途上にある同盟諸国の領土にいかなる姿勢で臨むか。
    議論が紛糾する中、テオの契約魔法師シルーカは意外な策を提言する――

  • 登場人物が覚えられなくなってきましたが、おもしろいですね。この後の大きな戦争への序曲的な1冊。小さめのエピソードをいろいろ詰め込んでいるので、やや散文的な印象も受けますが、それも含めて大陸全体の混乱状態が表されていると感じました。
    ストーリーが大きなうねりの中にありますので、主人公誰だったっけ?みたいなところもありますが、まぁこれからですね。

  • *ページ数少ない割に値段は高い。

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著者プロフィール

1988年刊行の「ロードス島戦記」(スニーカー文庫)でデビュー。以降、「魔法剣士リウイ」シリーズ(ファンタジア文庫)、「クリスタニア」シリーズ(電撃文庫)などで、ファンタジー小説の旗手として活躍する。

「2018年 『グランクレスト戦記DO 英雄の系譜』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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