幽霊生活安全課 ―かくりよ事件ファイル― (富士見L文庫)
- KADOKAWA/富士見書房 (2016年4月13日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (281ページ)
- / ISBN・EAN: 9784040708751
作品紹介・あらすじ
幽霊生活安全課――そこは迷える霊を導く“送り人”たちの属す公安機構。霊媒体質を持つ遠野は、霊の過去を見抜ける九里とコンビを結成! 事件解決に邁進する……はずが、相棒はいい加減を絵に描いたような男で!?
感想・レビュー・書評
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うーん、悪くないけど、なんかぎこちない
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さ迷ってきてしまった『幽霊』を、本来いるべき場所に
お還りいただくのが、生活安全課たる主人公達の役目。
連続短編になっていて、この世界がどういう感じで
どういう決まりがあるのか、が分かってきます。
普通に読んでいて、確かに違和感はありましたが
多数決の世界というか、後ろにいる人にすれば
自分が表で、こちらが裏、になるわけで。
そんな衝撃(?)な1話目の次の2話目も
これまた違和感がありました。
一体どういう事なのか、と思っていたら…な落ち。
いや、一番の落ちは、事件解決後、ですが。
本当に、何のために奔走したか! と言いたくなるほど
えへw な感じの落ちでした…w
その後の3話は、誰が子供を想っているのか、な感じで
後悔後に立たず、な感じです。
想うのは大事ですが、自分のを…あちらのルールを
振りかざされてもどうしようもないです。
そんな3話から実は引きずってます、な4話目。
3話目に多少そんな気がするフラグは
立ちまくってましたけど。
強引につじつま合わせが行われましたが
繋がるように信じれたのは、一か八か感が
凄かったですけど、後で考えると(笑)
最後の、おざなりな事情聴取が面白かったです。 -
変わった設定だった。
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(収録作品)新人捜査官遠野助/ちいさきもの/幽霊が嘘をつく時/捜査官九里航平