- Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
- / ISBN・EAN: 9784040722085
作品紹介・あらすじ
映画のストーリーを追いながら、『シン・ゴジラ』に登場した兵器や組織、そしてゴジラの生態など、『シン・ゴジラ』を見た人がふと気になる”謎”へと迫る副読本の決定版が登場! 軍事ジャーナリストや東京大学院教授たちとさまざまな分野の協力を得て、シン・ゴジラの防衛作戦と生態を徹底検証し、大真面目に説明するなど、映画がさらに楽しめるようになる1冊。
※同書に掲載された『シン・ゴジラ』に対する記述内容は、編著:柿谷哲也・取材班による独自の解釈と考察によるもので、映画製作者側が保証するものではありません。
感想・レビュー・書評
-
実際に起きた事件の様なリアリティ溢れる設定の数々が解説されている。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
シン・ゴジラに関わる軍事科学法律行政政治をザザーッと解説したり考察したムック。
本ゴジラの生態に迫った部分は「リアル巨災対」を組織しての検討が行われているけれど、もうちょっとボリュームと深さが欲しかったなぁ。ただ各種用語の整理などは上手く言っていた印象。
軍事はあんまり分からないままだけど、法律政治行政のあたりは、最初に触れるにはいい感じだったと思う。この手の謎本で、政治や行政組織あたりのかいせつは古く踊る大捜査線の本辺りで仕入れた情報で止まっていたので、非常に面白かった。というか、311やらを経験しているのに、災害時の法律やら行政やらを何にも知らなすぎたなぁ、と思った。
うん、いい機会でしたよ。。
タモリ倶楽部でおなじみの南田さんにインタビューしたり、イラストでの解説があったりなかなか面白い踏み込み方が良かったです。 -
ひたすら映画のそこが知りたい部分の解説。登場した兵器や組織・ゴジラの生態、日本の危機管理システムなと。特に緊急災害事態の布告と、自衛隊の災害派遣と治安出動、ゴジラは国ではないから攻撃出来ない、なぜ都の「有害鳥獣駆除」となるかの説明は良かった。
-
登場兵器とかビルの詳細がわりとしっかりまとまっていてよかった。自衛隊の指揮系統とか法律的根拠とか自分で調べると面倒なこともしっかり載っているのでよい。逆に科学的考証についてはわりとお粗末な出来で、若干リアリティを欠く結論になってしまっているように思う。