- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784040725345
作品紹介・あらすじ
低迷する藤見屋百貨店吉祥寺店は、食品フロアのリニューアルに乗り出した。日向子も張り切ってB級グルメ企画を出すが、高級志向の四ノ宮課長に却下されてしまう。四ノ宮は逆に日向子の舌を鍛えると言い出して――?
感想・レビュー・書評
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藤見屋百貨店吉祥寺店に勤務する佐倉日向子は、上司の四ノ宮正高課長に催事の企画を出してもなかなか認めてもらえない。そこから物語が始まります。
イラストを見ることなくカバーをつけて読んだので、小説を読んでイメージした日向子と四ノ宮とのギャップが印象に残りました。
続編が出たら、この後の展開がどーなるのか気になるところでもあります。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
百貨店の裏側を見た!って感じですね。
催事1つ作るのにこんなに大変だったとは…
「今回の催事、つまらないね」とか思っていてすみませんでした。
1流vsB級…
絶対に相容れない2つですが、混ざると面白い化学反応を起こしそうです!
B級を下に見ていたけど、実際に食べて考えを改めたのは、いい人だな~と思いました!
メンチカツ、チャーハン、海鮮丼……
どれも美味しそうでした!
特にメンチカツ!
メンチカツの響きだけで無条件に美味しいです!!
2人の恋模様も気になります。
お互いにまだはっきりと意識していませんが…
意識したあとがもっと面白いことになりそうです!
和菓子屋の若旦那、男前です! -
食べるの大好きな事がとにかく伝わってきて良かったです。仕事に対しての熱も凄くてとても良い子なので、人に好かれるのが分かる。恋の甘さとかは控えめですが、勢いがあって楽しめました。
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百貨店の再生をかけて、食品フロアのリニューアルへ。
かっちりとした上司に、企画を却下される日々。
心折れそうな始まりから、なぜか一緒に
ご飯を食べに行き、企画を…という。
話の内容も面白いですし、何故そうなのか、も
不自然ではない状態で語られますし、良かったです。
ただ、うっかり守秘義務を守れなかった彼については
許せるとかそういう問題でもない気がします。
しかしこの主人公と上司の関係…いや、上司が
どうなるのか、を想像すると笑えてきますw -
デパートで働く人たちの話。
食べることも仕事も大好きな2人だけど、全く似ていない。反発しながらも、お互いの考え方を理解していく様子が見ていて楽しい。
美味しいものを食べたくなる本だった。 -
ティーンズ文庫とか携帯小説って感じでした。
そしてヒロインのおデブキャラがなかなか(笑)
課長のヒロインに対する感情がそこまで描かれていないので、
課長sideのストーリーがあれば読んでみたいかも! -
ふふふ。可愛らしい。大人のためのティーンズ文庫小説、って感じ。ニヤニヤしながら読んだ。