お助けキャラに彼女がいるわけないじゃないですか3 (ファンタジア文庫)

著者 : はむばね

• KADOKAWA (2018年8月18日発売)

作品紹介・あらすじ

夏休みを利用して旅行に行くことになった僕ら。旅行の間に真琴さんのお助けキャラとして、彼女の恋の手助けしなくちゃいけないんだけど……庄川さんと好乃さんが、僕とやたら二人きりになろうとするのは何故だろう？

感想・レビュー・書評

[芳樹さんの感想 · 2022年11月10日]

勘違いすれ違いラブコメ大団円。今回は2泊3日の旅行回。いつものクラスメイトに加え真琴も一緒に海や山で活動です。真琴の想い、好乃の想い、そして恋をしない悠一の過去。それぞれの想いが胸に刺さります。そして、ようやく自分の彼女への想いが恋心だったと気付く護常。二人ともお幸せに。里崎さんは最後まで安定のBL脳でしたね。そして、料理のできをガチャにたとえるところに吹き出しました。良い作品でした。次回作も楽しみにしています。

[gf111さんの感想 · 2018年10月25日]

打ち切り終了。売れへんかったんやな。
ゲマズよりおもろかったのに、残念やわ。

[okashinaanokoさんの感想 · 2018年9月9日]

購入して数日後、読了。
第30回ファンタジア大賞金賞受賞作品の最終巻。

どちらかと言えば異世界召喚物語が得意な作家さんの、ちょっと不思議な設定とキャラクターの思考が錯綜するラブコメディは正直まだまだ続くと思っていました。
というのもキャラクター別一人称ストーリーは珍しく、若い読者の支持を得ていると信じていましたから。
そうはいっても最終巻、色々どうなるのか心配？しながら読み進め、今回も各々の思惑が錯綜しながら素直になったもん勝ちのハッピーエンドはほっこりニヤニヤww
表紙カバーの真帆ちゃんも意味深で嬉しそう。

個人的には、ヒロインの庄川真帆ちゃんも街田好乃さんも大好きでしたから、終わるのはちょっとだけ残念ですが文句なしの結末でした。

巻数を追いながら、芥川龍之介の「藪の中」を連想していたのは私だけ？

著者プロフィール

第30回ファンタジア大賞にて金賞を受賞作「お助けキャラに彼女がいるわけないじゃないですか」にてデビュー。ファンタジア文庫では本作で3シリーズ目。

「2020年 『幼馴染をフッたら180度キャラがズレた』 で使われていた紹介文から引用しています。」