おいしいベランダ。 スミレと6粒のチョコレート (富士見L文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 457
感想 : 26
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040729831

作品紹介・あらすじ

バレンタインのベランダ、2つの恋に嵐が訪れる!?
【友人・湊の恋に暗雲が……。修復に奔走するまもり。一方、見守る葉二には仕事の転機が訪れ――。】
 栗坂まもりは、イケメンだけどベランダ菜園マニアの亜潟葉二とお隣さんで恋人どうし。
 マンション改装も終わった冬。張り切って新たにスミレをベランダ菜園にお迎えしたまもり。バレンタインにこの花を活躍させる計画でわくわくする一方、友人の湊と周の間には不協和音が!
 ……湊ちゃん、わたしに何かできることはないかな? 友人のために心を砕くまもり。
 一方で、見守る葉二には仕事の転機が訪れ――?
 ベランダ菜園に2つの恋の嵐が巻き起こる、大人気シリーズ6巻!

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ第6巻も安定の美味しさでした(笑。『長いもの豚肉巻き、ハチミツレモンソース』亜潟さんとまもりが一緒に作る過程の描写はリアリティさがありますね。抜粋しますと“葉二は豚肉巻き長いもをひっくり返して煮からめていく”、”照りのいい飴色に染まっていく“という文章だけでもう、タレの香ばしい匂いを脳内で感じてしまいます。亜潟さんとまもりの恋はゆっくり進展していく過程も楽しめますし、料理や美味しいもの好きでしたら読了後はお腹が空いて作りたくなるかもしれません…おすすめです。

  • シリーズ6作目。今回はまもりと友人湊や昔の友人との話が中心。昔の友人と些細なことからずっとわだかまりを持っていた2人の誤解がとけていく話。人と人との付き合いは本当に難しい。そして相変わらず出てくる野菜いっぱいの食事は美味しそう。

  • 湊が周とこじれ始め不穏な空気が流れる。
    ほぼ湊がメインのお話。

    まもりは成人式を迎え、昔の友人に再開。
    まもりの実家で待機している葉二は母みつこからのもてなしを受けていたが、相変わらず化けの皮は被ったまま。
    しかし、その面の皮も剥ぎ取るときが。

    成人式を迎えたからといって何か大きく変わることもなく、
    まもりはまもりだなと思いつつ。
    湊の問題も、まぁ、あるよなぁ、大学生。と。
    そして、これこそ問題ですよ葉二さん。
    最後の一体なんすか??

  • おいしいベランダシリーズ6巻目。
    まもりの同級生、湊ちゃんにスポットが当たった巻でした。
    このシリーズに出てくる子ってなんでこんなに良い子たちなんでしょう...泣
    大学時代って授業でて、バイトして、恋人と過ごしてっていうふつーな生活のようだけど、振り返るととーっても貴重な日々の連続なんですよね。
    これから全員がどうなっていくのか見守りたいです。

    ステビアが常駐の甘味料として登場してきて嬉しくなる笑
    巻末の料理も作ってみたいなぁ。

  • 亜潟さんと勇魚さんのやりとりが気になる私です、、。
    湊ちゃんと彼氏くんが円満に解決したのは喜ばしいことだったんですけど、、。今後のまもりと亜潟さんの関係はどうなるのか??

  • 亜潟さん、少し影が薄かったよ。今回メインは具志堅湊ちゃんだったから、ここは学生達に持っていかれたかと。
    そして志織さんの、「チロルがデメル」は笑った。
    喉に詰まった小骨だった おみくじのフラグが遂に。

  • 今回はお互いの思い違いがテーマだったかなぁ。
    言葉で伝えても、受け手に寄っては違う考えに至ってしまう…次刊は不安な幕開けな感じで心配です。

  • 無事ベランダ菜園復活!!
    これからもいっぱい育ててるんだろうなぁ〜
    せっかくの大きな仕事は没にされ、葵は浮気されてる疑惑が出たりと大変だ〜
    でも葵の方は無事同棲って形で収まったので良かった
    後は葉二が事務所を作るって話し
    もしかしたら遠距離になるのか、はたまた同棲って形で連れてくのかどうなんだろ
    すれ違いは起きないで欲しいなぁ〜

  • 教授再び。
    まもり成人式。
    湊と周のすれ違い。

  • 6巻。やはり美味しそうだ。
    2022/2/18

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著者プロフィール

1999年度ノベル大賞佳作受賞を経てコバルト文庫よりデビュー。以降、少女小説、ライトノベル、漫画原作など多方面で活躍する。主な著作に「谷中びんづめカフェ竹善」シリーズ(集英社)、『蒼井葉留の正しい日本語』『横濱妖精探偵社』『恋するアクアリウム。』(KADOKAWA)など。描かれる人間関係や作品世界のあたたかな雰囲気は、多くの読者に支持されている。

「2023年 『犬飼いちゃんと猫飼い先生2 お友達から卒業しますか?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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