こちらは、国内ワケアリ旅行代理店です。 もしもし、観光地の怪奇解決もできますか? (富士見L文庫)
- KADOKAWA (2019年2月15日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784040730448
作品紹介・あらすじ
【憧れの旅行プランナーは、怪奇旅行先ばかりを扱う守銭奴だった……!?】
地道に旅行会社で働いていた美紀は、実は霊媒体質。転職でついに憧れの旅行プランナー・白江正継が率いる旅行会社に転職! ……をしたはずが、白江の本性は人にも霊にも冷酷な守銭奴メガネ。
さらに入社研修先は怪異が起こるホテル。美紀の機転で悪霊問題は解決したものの、実は白江の会社は怪奇現象で有名な“訳あり旅行先”を扱っては人気観光地にしてきた会社だった!
日々「辞めたい」と訴えつつも、やりがいを感じはじめた美紀は、ある日、白江の片眼に隠された哀しい秘密を知ってしまい――。
感想・レビュー・書評
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初恋のあの人に会うために!
勝手に理想を押し付けてしまう存在、ではありますが
こんな相手だと、確かに己の中で崩れるものがw
案外話が分かる(?)相手との交渉になるので
命の危機、という感じではなかった…ような?
いや、別の意味で命の危機かも知れませんが。
社長の過去と背後も出てきますが、という事は
さっさと野垂れ死んでくれ、なのでしょうか。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「第一話」
研修という名目で行うは。
こんな事を何回も繰り返していたら、過去に参加した者から苦情等は無かったのだろうか。
本性を知らぬまま盲目な恋に陥ると、この様な残念な結果になってしまうのかもしれないな。
「第二話」
想像よりも長いトンネル。
悪いものの溜まり場になった後も、心霊スポット等と訪れる者が絶えなかったのかもな。
強制的に行う事ほど力が必要で、本人への影響が大きく良くない例はないかもしれないな。
「第三話」
消え去った真実に隠れた。
ストーカーの正体がもっと早く分かっていたら、対策などをし未然に事件を防げたかもな。
姿を簡単に現さず居続けたのは、自身の悪事を理解していたからこその行動だったのかもな。 -
いいねいいね。やっぱり珍獣使い的な女の子好き
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ユーレイだー!オカルトだー!面白かった。
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踏まれても踏まれても起き上がり、初恋を決して忘れない美紀が楽しい。
白江の良さは分かり難いけれど、美紀との掛け合いのテンポも良くて面白かったです。