仮そめ夫婦の猫さま喫茶店 なれそめは小倉トーストを添えて (富士見L文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 69
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040733401

作品紹介・あらすじ

願いを叶えると噂の『猫さま』がいる喫茶店にたどり着いた真桜。職を失い、実家に連れ戻される大ピンチに、喫茶店のマスター・鬼塚と結婚したととっさの嘘をつくと、なぜか鬼塚から“契約結婚”を逆提案されて!?

感想・レビュー・書評

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  • 夢も職も失ったけれど、実家に帰れない主人公は
    願いを叶える、という猫に会いに行く。

    そしての契約結婚。
    最後まで読むと、期間の3カ月は予想通りでした。
    実家がしつこくなくてよかったですが
    突如婚約者の方も、何を目的で了承したのか…??
    弟も、見つからないといいな、と思います。
    逃げきれ逃げきれ(笑)

    ちょっと続きが読みたい内容です。

  • 流行りの契約結婚もの。メインの二人がいいキャラなら、大体楽しめる。喫茶店の設定もおもしろいのでぜひ続編が読みたいな。優也のデレがもっと見たい。

  • 軽く読めて。

  • 色々なことが重なって、追い詰められたときに立ちよった喫茶店。そこで真桜が出会った鬼塚と「猫さま」の不思議な雰囲気が楽しい。真桜が持ち込むトラブルをぶつくさ言いながらも放っておけない優しさも。真桜と鬼塚にとって、この喫茶店が居場所になっているのかな。と思うと嬉しくなるを
    美味しいケーキとコーヒー紅茶、そして不思議な「招き猫」のいる喫茶店。かなり行ってみたくなった。

  • マスターの表と裏の性格のギャップにやられつつ。
    時折ファンタジー要素かな?いや、現実でもあり得るかな?と不思議な塩梅で話が進んだのですが、最後で成程と納得。
    たぬきの話が特に胸に来ました。
    あの謎解きというか「実はあの人は」展開にぐっと胸を掴まれたと言いますか。
    あの展開はずるいなあ。
    契約結婚から始まった二人ですが、猫さまの導きで無事に本当の夫婦になれましたし、これからお互いの「居場所」を大切にしていってほしいなと思います。
    それにしても、愛知のモーニングは凄いですよね……出てくる食事も美味しそうで、読んでいて大変お腹がすきました。
    いいなあ、あんな喫茶店……

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著者プロフィール

4月22日生まれ、愛知県在住。第6回角川ビーンズ小説大賞にて<奨励賞>受賞。2009年に「赤き月の廻るころ」でデビュー。その他の著作に「蒼の狼は華を愛でる」、「薔薇は王宮に咲く」「巫女華伝」がある。

「2023年 『後宮の錬金術妃 2 悪の華は黄金の恋を夢見る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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