百花宮のお掃除係 転生した新米宮女、後宮のお悩み解決します。 (カドカワBOOKS)
- KADOKAWA (2020年1月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784040734163
作品紹介・あらすじ
前世の記憶をもったまま中華風の異世界に転生していた雨妹。後宮へ宮仕えする機会を得て、野次馬魂全開で乗り込んでいった彼女は、そこで「呪い憑き」の噂を耳にする。しかし雨妹は、それが呪いではないと気づき……
感想・レビュー・書評
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辺境の地から宮女としてやって来た雨妹。掃除係として働き始めたが、たちまちそのあっけらかんとしたバイタリティで、紀嬪や皇太子、医師たちと関わり合いを持ち、旋風を巻き起こす?前世の看護婦としての記憶もバリバリに活用する。どうも現皇帝の落としだねのようなのだが、本人は全く関心がない。この変てこな主人公が魅力的というか、でもまあ、いじめなどにも全く屈せず、強すぎるよねえ。
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転生物とはいえ、これは普通に前世(天命を全うした看護士)の記憶をもっただけの辺境で生まれた女性のお話でした。テンポ良く話が進むし、おやつ大好きキャラが生かされていて面白かったです。まだまだ中古でも値段が高いのが難点だけど、手に入れて読むシリーズになりそう。欲を言えばもう少し恋愛要素が欲しいかなぁ。種はあるから、これからなのかな。
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後宮の下働きの急募で入り、1日目からピンチをチャンスに変えて働く女の子の話。
前世の知識を活かし、美味しい食べ物、基礎化粧品などを次々と生み出していくとともに、楽しい仲間たちが増えていく。
異世界というより、平行世界というか。
まあとにかく、食べ物が美味しそうなのが素晴らしいと思います。 -
田舎で生まれた女の子が、王宮のお掃除係に立候補。前世の看護師と華流の知識を活かして……。主に医学知識のほうが役に立っています。なかなか文章がしっかりしてて、一昔前のライトノベルぽかった。恋愛なし。
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ありがちな内容ありがちな設定ではあるものの、雨妹がさばさばしていて人間関係のトラブルも全然気にしてないところが良かったです。さらっとしていて凄く読みやすい。
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都合良すぎ
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病気や交通事故ではなく、大往生からの中華風異世界転生もの。後宮に医療知識チート、大好物です。公主の可能性が高い主人公が好奇心からとはいえ、あちこちで問題解決。もっと動き回ってくれることを期待。中華風のお菓子も美味しそう。
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看護師だったけど中華な世界へ転生モノ。