賽の河原宿・鬼女将日記 この世の果てで、おもてなし (富士見L文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040736068

作品紹介・あらすじ

卒業と同時に無職住所不定の窮地に立たされた凜。偶然知り合った時雨の旅館で仲居の職を得るが……この旅館、あの世とこの世の境目に建つ死者のための宿で!? 現世の生き地獄より地獄のお膝元で死ぬ気で働きます!

感想・レビュー・書評

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  • 凜が一人で頑張っているんだけど、何も分からないまま我武者羅にやっているので、時雨がもう少し手を引いてあげると良いのになと思います。
    恋愛要素とかも無いのでちょっと物足りない。

  • 表紙のイメージとはちょっと違ったけど、凜がたくましくて…いろいろ強いられた結果なのかもしれないけど、それでもそのたくましさがとても好きだった。
    失敗を後悔した時の切り替え方とか。

  • 4つのエピソードから成る読み切りの小説です。
    街で勧誘された新社会人の女性が、旅館の女将として、問題のある従業員やお客さんが抱える問題を解決す話です。
    転生とかではなく、普通に連れて行かれるのが良いですね。
    複合的に解決する構成が素晴らしく、また、心の引っ掛かりを取り払う憑物落とし系の話なのも、読み終えたあとすっきりした気持ちになれてよかったです。

  • 家族友人や人同士の繋がりを考える話。キャラたちの会話が愉快。続きも読みたい。

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著者プロフィール

東京都出身。子どものころの夢はピアニストと小説家。音楽大学卒業後、スタジオミュージシャン、和菓子店の販売員などを経て、2015年3月に『超吉ガール~コンと十社めぐりの巻~』で第3回角川つばさ文庫小説賞大賞を受賞。2015年9月に『超吉ガール(1)』で作家デビュー。「超吉ガール」は第5巻で完結。

「2018年 『ピアノ・カルテット(2) 初恋は運命のはじまり!?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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