花は桜よりも華のごとく (富士見L文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 1
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040738444

作品紹介・あらすじ

京の都に突然、天才的な舞い人の少年、白火が現れる。けれど一座の看板役者の彼は、実は女の子。それを隠し女人禁制の舞台で舞っていた。そんな折、京随一の能楽師、蒼馬から移籍の話を持ちかけられて……!?

感想・レビュー・書評

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  • 読みながら何処かで見た覚えがあるなと思っていたら、ビーンズ文庫が初出か。
    当時読んだ気はする……(うろ覚え)
    後書きにもあったように、リライトされてキャラクターのキラキラ度は下がり、泥臭さは増したかも。
    白火、蒼馬の能馬鹿ぶりはレベルアップしたかもしれないが。
    特に蒼馬は、一流の能役者なのに、他に関しては突っ走りすぎてやらかしてるしなあ。
    (白火がやらかしているのは言うまでもないが、ヒーローが白火に関してへっぽこすぎる)

    少女漫画的というより少年漫画的熱い展開でもあった。
    能のためにあそこまで体を張れるのが凄い。
    そんな相手に巡り会えたことも僥倖だろう。
    その分、今回白火が失ったものも非常に大きいものになったが。

    未来は諦めないとのことだし、これから先、白火がまたちゃんと舞える日が来るかもしれない。
    彼女の場合は乗り越えなくてはいけない課題は山積みだが。
    (そもそも女人禁制の世界で女だとばれている身の上)
    ビーンズ版は確か最後まで読んでいないので(調べたら結構巻数があった)このレーベルでもシリーズ展開があるのだろうか。
    どんな未来になるのか、キャラたちも、作品自体も気になるところだ。

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著者プロフィール

第8回角川ビーンズ小説大賞〈読者賞〉受賞。『花は桜よりも華のごとく』でデビュー。

「2017年 『青春カフェテリア Sweet-Novels 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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