- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784040740928
作品紹介・あらすじ
廃遊園地の一件を切り抜け、大学でも新年度を迎える芹――ところがどうにも体調が優れない。その様子を見た皇臥は、芹に呪詛が効いていなかったことから、元々別件で呪いを受けていたという可能性に思い至り……!?
感想・レビュー・書評
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青龍登場。
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ここの家族はみんなに心配かけまいと自分ひとりでなんとかしようとして、余計にみんなに心配かけるのを全員でやる。
家族には式神も含まれる。
そう、皇臥さんにとって式神は家族。
だから形代なんて役割は縁起でもない…そもそもこの物語の最初にやってましたね、式神使い捨て問題。
それができないから彼は落ちこぼれで。
でも当の式神たちはとても優秀だから、そのためにいるから、いつでも役目を果たすつもりでいる。
もうそっとしておいてあげてほしい。
なんだかんだでこの家族はみんなで問題を解決していくんだろうなと思っていたけど、完全にフラグ立ってる存在がでてきてしまったのだもの。 -
二人共同じ呪術を。
何かしら違和感を感じていたにも関わらず、誰にも情報を共有しなかったのは悪手だったのでは。
今現在起きている事を整理していけば、もっと早く辿り付けていたのではないか。 -
まあ、嫁のほうが気が付いてない系の描写が一応は
多いけど、お前らいい加減にしろよ、て感じで。
ネタはある程度読み進んだ半ばくらいで気が付いたけど
ずいぶんと前から仕込んでたなぁ、とこの辺はさすがというべきだろうな。