流麗島署オカルト班事件簿 闇は道連れ 世は裁け (富士見L文庫)
- KADOKAWA (2022年9月15日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784040746814
作品紹介・あらすじ
刑事、時和龍之介は霊が見える。
硬派な見た目に反し怖がりなので決して認めないけれど、気づいた元上司にその能力を買われ異動の辞令が下りる。
配属先は流麗島特別オカルト捜査班。離島にある、科学捜査では解明できない事件専門の、公にはできない部署だ。
時和は引っ越し早々心霊絡みの事件に巻き込まれ、伝承に詳しいという准教授、樹神彗を紹介される。
樹神の冷たく整った風貌と飄々とした人柄に時和は翻弄されるけれど、その助言は的確で……強がり刑事と変わり者准教授の謎解き事件簿、開幕!
感想・レビュー・書評
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怖がる時和とちょっと面白がってる風な樹神のやりとりがちょっと面白い
私的には江波戸君も良い仕事してくれてるなぁ〜詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
赴任した先は、普通ではない部署だった。
不思議なものによって解決をする、という
すごい状態の捜査班です。
島、というのもあってか、人が死んでいても
のんびり、とした感じです。
准教授は変人…とまではいかないですが
妙に変な人(笑)
連続短編なので読みやすいですし、明後日方向の
准教授の思考回路も面白いw
しかし、他の人の能力から考えると
主人公の霊を視る能力が普通のような…??w -
オカルト事件を美形だけど変わってる助教授と
幽霊が見えるくせにオカルト大嫌いな刑事が
島でおこるオカルト事件に挑む連作短編集。
刑事さんは後に助教授の豪邸に居候する。
この設定が好きなら楽しい作品だとおもう。 -
表紙の2人の見た目と中身の違いが意外性ありました
霊視出来てしまう怖がり刑事と文化人類学准教授によるライトミステリ
特に四話目が土着信仰色が強く絡んだ事件だったので面白かったです