彼女と彼の関係 ~平凡な早川さんと平凡な三浦くんの非凡な関係~ (富士見L文庫)
- KADOKAWA (2023年3月15日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784040748023
作品紹介・あらすじ
★===あらすじ===★
「誰でもいいから、彼女になってくれんもんかね」「本当に誰でもいい? 私でも?」他愛ない会話から、クリスマスまで期限つきで夏帆は拓海とお試し恋人になる。
放課後の帰り道や、休日のお出かけ。これまで彼氏のいなかった夏帆はじゃれあうように"恋人"の距離を楽しんでいたが、気づけば本気で拓海の誠実さに惹かれていた。でも片思いだからと気持ちを伝えられない夏帆。そんな時「早くこの期間終わらんかな」と拓海が二人の関係を終わらせたがっていることを知り……!?
特別書き下ろしストーリー「放課後」も収録。
★===登場人物紹介===★
早川 夏帆(はやかわ かほ)
人を見る目と行動力がある女子高生。長く書道を習っていて――。
三浦 拓海(みうら たくみ)
夏帆とお試しの恋人となる男子。心優しく友人に恵まれている。
西 琥太郎(にし こたろう)
清潔感ある美形男子。女子からモテている。
中田 康久(なかた やすひさ)
明るく人好きのする男子。運動神経がいい。
吉岡 梨央奈(よしおか りおな)
夏帆の友人。しっかり者で牡蠣が好きな少女。
橘 心(たちばな こころ)
食べるのが大好きな少女。実は男子が苦手。
廣井 嘉一(ひろい かいち)
家事をなんでも器用にこなす、拓海の友人。
感想・レビュー・書評
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可愛い話。思い込みですれ違うって、昭和の前からあったパターンだけど、令和になっても、ほっこり、にやにや。
この作者さん、3作品目。他のも読んでみたい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
どの台詞も仕草も初々しい。そのぎこちなさにすらキュンってなる。ただそれがちょっとした事で、タイミングで、すれ違ってしまうのが寂しくて悲しい。そしてこの後は…
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明るい夏帆と物凄く優しい拓海と、二人とも今までもてなかったのが信じられないくらいで、とにかく可愛い恋愛物。ストーリー展開は予定調和的なんだけど、キャラが皆いきいきしていて元気いっぱいに引っ張っていってくれるので、ずっと楽しかったです。
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読み始めはちょっと不思議な感じと思ったけど、最後に向かって良くなって行った感じ。この言葉はどこなん?って気になってたんだけど、親鶏ということは香川県?