本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
- / ISBN・EAN: 9784040820736
感想・レビュー・書評
-
登山ブームの影響を受けているのか、山に登りたいと思うことが多い。しかし、街中とは異なり、山には危険もあるし、怪我や病気の際の救急医療も容易には受けられない。
本書は、山登りの楽しみを否定することなく、しかし、日程面、体力面、装備面で無理をすることの危険を平易に説くとともに、そのリスクを軽減するための方法を指南している。
山での遭難の原因は、外傷、高山病、低体温症が三大要因らしいが、以前読んだトムラウシでの遭難の本のことなどを思い出した。
第4章は、日本初の国際山岳医となった著者の簡単な自伝のようなもので、第5章の三浦雄一郎の80歳でのエベレスト登山遠征の話とともに、読み物として面白かった。詳細をみるコメント0件をすべて表示