間違いだらけのご臨終 (角川新書)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040822358

作品紹介・あらすじ

今の日本の臨終を巡る家族関係の在り方にどこか大きな間違いがあるのではないか。老衰死は全体の7.1%という現代で、臨終間近な患者の医療と介護の在り方、臨終に際しての家族の在り方を現役医師が説く。

感想・レビュー・書評

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  • 現役医師が実体験を通して、臨終間近の患者への医療のあり方や、臨終に際しての家族のあり方について語った本。

    臨終を迎える患者と家族、担当医師・看護師が直面する「臨終の現実」が、著者の実体験を通して描かれています。

    超高齢社会となった日本が抱える「臨終の現実」を知ることは、臨終に関する問題点を理解し、どう改善していくべきかを考えるきっかけになります。

  • 解っています。もう少し違った角度?からの意見が欲しかった・・・・

  • 生の最期をどう迎えるか、愛する家族の最期をどう看取るのかについて、明確な答えなどあるはずもないが、医師でもある筆者は「病院の個室」でという考え方。在宅側の医師とは違った視点を学ぶことができた。とはいえ、少し縦割り過ぎるなぁとの感は否めなかった。以前、神奈川県こども医療センターの医師が、「病院の医師の多くは在宅医療を知らない。病院の医療をそのまま在宅に持ち込むのではなく、在宅医療には在宅に適した方法がある」と話された言葉が思い出される。

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著者プロフィール

志賀貢(しが みつぐ)
北海道出身。医学博士。昭和大学医学部大学院博士課程卒。
臨床医として現在も診療のかたわら、著作活動を続ける。約50年におよぶ臨床医に基づいた著作が多く幅広く読まれている。『臨床医のないしょ話』(幻冬舎)『ポックリ往生の極意』『60歳からの幸せ臨終学』『私はどこで死んだらいいの?』(海竜社)などを刊行。

「2020年 『命を守る「飲む点滴」最強の免疫スープ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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