睡眠障害 現代の国民病を科学の力で克服する (角川新書)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 103
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040822464

作品紹介・あらすじ

睡眠負債による疾患と、体の異常を徹底解説! ベストセラー『スタンフォード式 最高の睡眠』著者にして「睡眠負債」で話題の著者が贈る、人生のクオリティを高める”休み方改革”

日本人の5人に1人が睡眠にトラブルを抱えていると言われる今日。スタンフォード大学で睡眠研究に取り組む著者が、現代人の身体を蝕む睡眠障害の種類や恐ろしさを分かりやすく伝える。睡眠障害について正しい知識を身につけ、快適な眠りを手に入れるための手がかりが満載の1冊。

寝る時間を惜しんで仕事に励むことを美徳とする日本人。しかし、睡眠を削ることは「百害あって一利なし」―多様な睡眠障害を分析・解説し、睡眠負債を解消する策を提案!

感想・レビュー・書評

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  • 睡眠のメカニズム、現在までに分かつていることを整理。ノンレム睡眠の重要性、睡眠不足、睡眠負債の決まった時間に起きて、朝は日の光を浴び、夜は強い光を浴びないというところからやってみますかね

  • 睡眠の基礎から、より良い眠りにつくための生活習慣まであって読み応えがある。
    睡眠に関する思い込みを解消、軽減するだけでも睡眠の質が少し上がりそうな気がする。
    快適で健康な睡眠の敵とも言われるブルーライトもスマホ程度なら大した影響はないそう。
    ブルーライトそのものの影響ではなくスマホ操作で脳に刺激を与えることが良くないようで・・。
    眠くなるまで続きが気になる小説を読むのも実は良くないと・・。(うっすらそんな気はしていた)
    あと寝る前の間食も。

    できる限り控えるようにしようと思いました

  • 初心者に睡眠障害とは何かというものを啓蒙するためには良い本だと思います。この本に書いてある内容が10年後ぐらいに誰でも見聞きしたことあるような理解ある社会になっててほしいです。

  • わりと知っている話が多かった。

  • きっかけは先だって読んだ『最高の睡眠』。それが面白くて、より一般向けたる新書という媒体においてなら、もっと楽しめちゃうかも⁉と思って入手した次第。結論としては、件の書の方に軍配。こっちは、想定する読者層がいまひとつ定まっていない感じ。最終の6章に、本書の価値の大部分が詰まっていると思うけど、このあたりをもう少し広げた方が、より実用的なものになったのでは?そこに至るまでが、やたらとっ散らかって感じられました。両作品に通底する論旨は素晴らしいものだけに、何だかちょっぴり残念かも。

  • 【北海道大学蔵書目録へのリンク先】
    https://opac.lib.hokudai.ac.jp/opac/opac_link/bibid/2001781049

  • 睡眠を削ることは百害あって一利なし
    睡眠のメカニズムのを知ることができる一冊でした。
    2020/03/10発行
    2020/07/25読了

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著者プロフィール

スタンフォード大学医学部精神科教授、同大学睡眠生体リズム研究所(SCNラボ)所長。医師、医学博士、日本睡眠学会専門医。1955年生まれ、大阪府出身。大阪医科大学卒業。1987年大阪医科大学大学院在学中、スタンフォード大学医学部精神睡眠研究所に留学。突然眠りに落ちてしまう過眠症「ナルコレプシー」の原因究明に全力を注ぐ。1999年、グループの中心として、家族性のイヌ・ナルコレプシーにおける原因遺伝子発見、2000年にはヒトのナルコレプシーの発生メカニズムを突き止めた。2005年SCNラボ所長就任。株式会社プレインスリープ最高経営責任者(CEO)、兼最高医療責任者(CMO)。

「2021年 『眠れなくなるほど面白い 図解 睡眠の話』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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