最新版 日本の15大財閥 (角川新書)

著者 :
  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040822587

作品紹介・あらすじ

伸びる企業・廃れる企業の違いはどこにある? 合併・統合・再編をつづける企業閥の因縁とは?
日本の財閥の中から15を選択。創業者の生い立ちから、中興の祖の知られざる逸話をはじめ、各財閥の現在までの変遷をコンパクトにまとめる。サラリーマンの営業ツールとして、また就活生にも役立つ1 冊。

感想・レビュー・書評

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  • 三菱、住友、三井、安田、浅野、大蔵、渋沢・一勧、古河、薩州・川崎、川崎金融、山口・三和、鴻池、野村、旧鈴木、日産、の成り立ち、発展、その後、、、について。
    日本の歴史について、いわゆる民間セクターの発展の経緯についてほぼ勉強もしていないし、無知なところが多く、新たに知ることができてよかった。
    このような産業革命時代からの企業系統などが背景知識としてあると、現在も続く吸収や合併について、これまでの文脈から理解したり、新聞の経済面を読むことができるはず・・・

    情報革命、ITCの分野でのビジネスが盛んになる現代、国家の経済を築き上げてきた産業革命時代の経済勢力について知ることは、今の経済発展との比較という意味においても面白いと思った。

  • パンフレット的な内容。短いけどよくまとまっていると思う。図は見づらい。もう少し他の財閥との繋がりがわかりやすく表記してあればなお良かった。

    「大阪府伊丹市」でちょっと信憑性が揺らぐ。

    あとがきで急にストレートな実績自慢してきて面食らった。

  • 面白かった。

  • 丸の内界隈に本社ビル乱立 「三菱村」

    「人の三井」「組織の三菱」「結束の住友」

  • 日本の財閥の変遷を理解したいときに簡単に参照できる良書。通読も良いが、一つ一つ気になったトピックをつまみ食いしながら読むということもできるので、お手軽。

  • 現存企業のルーツが把握でき、企業同士の関係性が歴史と共に理解できる。特に序章の俯瞰的なまとめは素晴らしい。

  • 財閥の栄枯盛衰を知るには良い本であった。
    しかし、世界大戦後の政治改革について知っていなければわからない内容が多かった。
    政治改革について勉強してから再読してみると良いかもしれない。

  • はじめまして!一番遠い親戚さんで紹介!
    各財閥の現在までの変遷をまとめた、サラリーマンの営業ツールとして、また就活生にも役立つ一冊。

  • 日本の大手とのネットワークでビジネスにレバレッジかけて拡大させていきたいなら、政治力つけたいなら、一読の価値はある。これらの大組織の連携と大金の流れが日本経済の土台を形成してきたからだ。大海の魚が遠くまで旅をしたいなら、潮の流れについて知っておくにこしたことはない。

    ただ、インターネットの影響がこれだけ増し続ける現代でも大組織と大資本の論理がそのまま通用するのか?と聞かれると、正直わからない。

    この本で紹介されている背景は、ロイヤル・ダッチ・シェルの「New Lens Scenarios」で説かれる「マウンテンズ・シナリオ」の論理であり、この他に大衆の力で社会が動く「オーシャンズ・シナリオ」が対峙しつつ、また新たにSDGsのような環境保全やサスティナビリティと言った地球規模の全体最適から行動目標を共有して「マウンテンズ派」と「オーシャンズ派」が協力する「スカイ・シナリオ」も進行している。これらのイデオロギーがどう影響しあっていくのか?という問いに僕は回答できないが、日本のかつての本流について、その背景を知っておくにはこの本は最適だ。

  • 東2法経図・6F開架:335.58A/Ki24n//K

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著者プロフィール

1963年北海道生まれ。國學院大學経済学部を卒業後、ソフトウェア会社に入社。勤務の傍ら、論文・著作を発表。専門は企業集団、企業系列の研究。2005- 06年、明治学院大学経済学部非常勤講師を兼務。06年、國學院大學博士(経済学)号を取得。著書に『企業集団の形成と解体』(日本経済評論社)、『日本の地方財閥30家』(平凡社)、『最新版 日本の15大財閥』『織田家臣団の系図』『豊臣家臣団の系図』『徳川家臣団の系図』(KADOKAWA)、『三菱グループの研究』(洋泉社)など多数。

「2022年 『徳川十六将 伝説と実態』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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