- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784040822730
作品紹介・あらすじ
(章立て)
一章 板門店ディナーの政治学
二章 たかが冷麺、されど冷麺
三章 トランプに反日エビを食わせる
四章 朴槿恵は”独り飯”で追放された
五章 済州島の水とミカンに託した文在寅の陰謀?
六章 ”独り飯”に罪はないものを
七章 大統領の”招待飯”ではずされた
八章 韓国政治1番地、光化門の政治学
九章 食い物にこめられた亡国の恨
十章 韓国人がイヌを食わなくなった
十一章 ”肉のスープ”に込められた北の政治学
十二章 屈辱の”ブデチゲ”は美味い?
十三章 反日愛国に揺さぶられる食文化
十四章 キムチトビビンバの政治学
感想・レビュー・書評
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軽いエッセイという感じの本。
韓国の食、と政治について触れているが、リンクは強くない。
それにしても面倒臭い国。 -
東2法経図・6F開架:312.21A/Ku72k//K
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韓国の政治背景にある食との関係を解説。板門店での文在寅と金正恩の歴史的会談の際の晩餐のメニューに込められた意味や韓国を代表する料理に纏わる政治的エピソードなど在韓40年の日本人記者ならではの内容。対日意識と自国の食に対する思いが分かった。
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韓国の食と政治を絡めたコラム集。相変わらずの黒田節全開だ。食も政治も関心の高い事項のはずなのに、日本の政界も含めてなぜ類書がほとんどないのだろう(仏を題材とする西川恵氏の本ぐらいか)。食への意味付けも政治も大好きな韓国人(本書から)の故か。
2019年の本なので、朴槿恵政権や、文在寅政権下での米韓・南北首脳会談の食の話もある。板門店での南北首脳会談時の晩餐では、金大中にちなんだ木浦沖のニベダイと文在寅にちなんだ釜山のマトウダイが使われたそうだが、著者の言うとおりぜひホンオとオデンを出してほしかった。 -
安定の面白さ。韓国政治に関連付けた、韓国の食文化、韓国人アイデンティティは勉強になった。