徳川家臣団の系図 (角川新書)

著者 :
  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040823263

作品紹介・あらすじ

徳川家康の近親と松平一族、三河譜代の家老、一般家臣、三河国衆、三河以外の出身者の順に、主要な家臣の系図をひもとく。そこから浮かび上がる人間関係により、徳川家臣団の実態に迫る。家系図多数掲載。

感想・レビュー・書評

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  • 徳川家康の妻子の家系図、松平一族(十四松平それぞれの)家系図、家康譜代の家系図、三河国衆・その他の国衆の家系図が数世代にわたって記載されている一冊。
    この人は家康とこういう関係だったのかとか、この人とこの人は婚姻関係で繋がっていたのかとか、この人の子孫はこの人だったのか、などなどが分かる。
    石川家や酒井家、本多家などそれ以外の家臣たちもかなり複雑な婚姻関係を持っていたことが分かる。

  • すごく詳しいです。
    いつも、ネットでチマチマとこの人の母親は誰?なんて調べてましたがこれなら解りやすい!
    こんな細かくどうやって調べられるのでしょうか…?
    来年の大河が、家康なので売れるといいですね!

  • 徳川家譜代というと、徳川四天王がどうしても真っ先に浮かぶが、そのうちの本多家、榊原家は決して家格が高くなかったことが意外だった。四天王外の大久保家も同様。
    著名な譜代でも、それぞれの歴史と従属の背景からくる階層があったということを、主に各家の婚姻関係で説明されたことで、素早く理解できた。
    そして井伊直政や本多忠勝、本多正信の台頭は家格を超えた実力主義の文脈で説明できる点がこの書籍から得た最大の収穫だった。

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著者プロフィール

1963年北海道生まれ。國學院大學経済学部を卒業後、ソフトウェア会社に入社。勤務の傍ら、論文・著作を発表。専門は企業集団、企業系列の研究。2005- 06年、明治学院大学経済学部非常勤講師を兼務。06年、國學院大學博士(経済学)号を取得。著書に『企業集団の形成と解体』(日本経済評論社)、『日本の地方財閥30家』(平凡社)、『最新版 日本の15大財閥』『織田家臣団の系図』『豊臣家臣団の系図』『徳川家臣団の系図』(KADOKAWA)、『三菱グループの研究』(洋泉社)など多数。

「2022年 『徳川十六将 伝説と実態』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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