シェルブリット II ABRAXAS (角川文庫 ん 40-2)
- 角川書店(角川グループパブリッシング) (2011年12月22日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (295ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041000625
感想・レビュー・書評
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シェルによる戦闘シーンも多くなって、スペクタクル感が増した。シェルの戦闘はいわゆるアニメ的な感じではなくて、速度や軌道を読みあってのものになっていてかなりSFテイストが強い。実際の動きを映像で追えたら楽しいと思う。
微妙に尻切れ感があるのは、幾原テイストですかね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
いわゆる「親越えイベント」から、オルス自身の生存戦略へ。
少年が大人になるまで、と言うとあっさり過ぎるが、その過程をじっくりと描いている。
最後に明かされた幾つかの話を心に留めつつ、いつかまた読み返してみたい。
この世界観は凄く練られているだけあってまだまだ気になる部分が多いので、続編が欲しい!
とはいえオルス自身に決着がついてしまったので、少なくともオルスと彼についてのテーマを主体にすると難しいのかなぁとも思う。
もう少し広がりが欲しかったが、中心テーマをぼかさないためには確かにこの区切りが良いのかも知れない。
――続編の予定はないのでしょうか? -
この作品の世界観を語り尽くすのには2巻では少な過ぎると思ってましたが、読み終えてやっぱり消化不良な感じがします。出来れば続きを書いて欲しいところですが、無理なのかな。
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主人公とその近辺の視点(ミクロ)からちょっとカメラが引いていって世界観が掴めてきたかなー?という辺りで終わりですねⅡ…えええええ続きわぁ!?
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一気に読んだけど、結局全てが予定調和で、でも何も終わっておらず、全てが継承された、という感じがして若干消化不良…