- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041001370
作品紹介・あらすじ
人が消えてゆく-長野、新潟、カリフォルニアで、人々が突如"消失"する怪現象が起こった。そんな中、フリーライターの栗山冴子は、ある一家が忽然と姿を消した"一家失踪事件"の謎を追い始める。18年前に父が、やはり消失ともいえる突然の失踪で行方不明となっている冴子は、一連の事件の中に、人類が経験したことのない未曾有の世界的異変を嗅ぎとるが…!?世界の基盤を揺るがす恐怖を描く、サスペンス・ホラーの傑作。
感想・レビュー・書評
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ハードカバーで5年前程に読んで、文庫で再読。
下巻に至る迄の様々な描写が緻密で良い。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
(上下巻共通)
出だしの雰囲気はよかったのに、途中がものすごい残念。
大事件やらパニックやらが下巻までほとんどでてこないっていうね。
これなら、上下巻にせずに 1 冊くらいの分量でもよかったんじゃないかと思うんだけれど。
そもそも、コンピュータのくだりがダメダメすぎる気持ち。
プログラマなら、まずはウィルスを疑うだろうし、そもそも計算結果が違うのが物理的に違うとは言えないだろうって思うのがすじではなかろうか。(^^;
その違和感だけで、物語に集中できなかったなぁ。
逆に詳しくない人なら気にせず愉しめたのかもしれないけどね。 -
不可解な疾走事件をきっかけに、主人公の過去の父親の失踪との関係が徐々に明らかになってくる。リングを超えることはない。
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不可解な事件が並行して発生していき、物語が始まる感じがしてワクワクした。
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読了。レビューは最終巻で。
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地球が消滅する!?ただの妄想でなく、本当にあるんじゃないかと思わせる内容と筆力はさすが
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人が消える、星が消える、円周率が割り切れる、どうなってんだと。人が消えるにあたっては断層だとか太陽の黒点だとかが関わってくる。ただのホラーじゃなくいろんな物理だなんだの科学的な話がポロポロ出てくるので面白い。
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鈴木光司らしい作品だなと。
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まあまあ面白いが…もう少しディテールを読みやすくして欲しい。