クロス×レガリア 嵐の王、来たる (角川スニーカー文庫)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041002650

作品紹介・あらすじ

千円ボディガード戌見馳郎と、その助手にして可憐なる最終兵器ナタ。今度の仕事は、馳郎の妹であるリコを護ること!? 風を操り冷酷な攻撃を仕掛けてくる敵に対して、馳郎のとる秘策は……。興奮加速の第2巻!

感想・レビュー・書評

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  • 女……だと……!?

  • いろいろと登場人物が出てきて更に次巻に期待という感じ。

    萌要素はそれほど要らない気もするんだけど、これも時流なんですかねぇ?

    内容はライトであっという間に読了。

  • なおいっそう、マニアック感が増した感じ。私なんかがレビュー書くと怒られるんだろうな、好きな人に。ごめんね。ちょっと垣間見たかったんです、こういう世界。悪くない、んだけど、踏み入ってはならない感じ。

  • まあまあ。

  • 中国の鬼が敵だった1巻に対し、日本鬼が敵となる2巻。
    最後のどんでん返しが一番のびっくなんだが、それはまあ
    それとして、アーセナルってなんだよ、の巻。
    ある意味主人公はやっぱり一般人とは違ってた、ということ
    を浮き彫りに。
    まあ、1000円でボディーガードとかいうたわごといってる時点で
    なぁ。

    とはいえ、安心して読んでられる話ではあった。

  • ハーレムで美少女ゲームをプレイしているのかと錯覚することが多いライトノベルが多い中、クロス×レガリアのようなある意味正統派なファンタジー戦闘系ライトノベルは読んでいてとても面白いと思う。
    ライトノベルなのでボーイミーツガール的要素はあるものの、主人公はどこまでもただの人間で、「っく、隠していた俺の本来の力を以下略」という設定もないのが好印象。
    凡庸が天才に立ち回りで立ち向う姿は見てて込み上げるモノがあるネ。
    人気があったから続編が出たというよりかは、設定が緻密で次巻も読んでみたいと思わせる一巻だったからこそ発売された続巻だと思います。
    もちろん、次巻も期待したくなるような本巻でした。

  • 前巻ではチラっとしか出てこなかった義妹リコが本格的に参戦する第2巻.大陸の鬼仙とは異なる島国における“おに”が新たに登場し,さらに世界観は広がる.バトルシーンは,見境なしに金をつぎ込むゴージャスっぷりであるものの,ちゃんとアツい主人公らしく硬派でもあり,伝統と最新テクノロジと気合が融合した不思議な感じ.それでもヒロインといい義妹といい,萌えはきっちり抑えており,ポイントポイントがいちいち濃ゆい.若干バラバラした印象もある.
    前巻に引き続き,本文とマッチしていない挿絵が気になった.

  • 一巻に続き、文句なしに面白かった。

    以下、すごくいい意味で書くのだが、クロスレガリアを読んでると、とにかく、天才・奇才のような書き方でなくともここまで面白くなるのか、と思わされる。
    三田さんがどのような書き方を出来るのかは別にして、クロスレガリアは奇特な表現や書き方、設定はないと思う。だけど、とにかく丁寧にストーリーや設定が練られて、じっくり煮詰められた文章で書かれてて、とにかく引き込まれる。

    物書きを目指す身としては、誰にも真似出来ない境地は憧れるが、それと同じくらい、本作のような作品の仕上げ方を身につけたい。

  • 第2巻を読破。

    今回は鬼仙が相手ではなく、日本の〈おに〉が馳郎に牙を剥いてきて。

    馳郎自身に襲いかかるのではなく、彼の妹・リコちゃんを標的にしてきて。

    1巻ではあまり登場シーンが少なかったリコちゃんですが、今回は彼女がメインのお話。

    白鳳六家の秘密なども出てきて、どきどきわくわくが止まりませんでした。

    鬼仙は死者で、〈おに〉は生者。

    なのでナタの能力は〈おに〉には効果がなくって、おお、いったいどうやって倒すんだろうとか思っていたら!

    白翁の遺産ってどんだけなんでしょう…。

    あれこれやっても揺るがない財産って想像つかないし、逆に怖いです((゚Д゚ll))

    〈カエアン〉もどんどん機能が追加されていき、とうとう空を飛ぶことまで覚えました。

    次回以降も彼の成長っぷりには目が離せませんね。



    周りの人間が異能者で、主人公はごくごくフツーの高校生で。

    それなのに異能者たちの能力に立ち向かう姿はすごくて。

    白翁の責を背負うことを決意した馳郎。

    彼の行きつく場所はいったいどんな所なんでしょうね。

    それにしても――

    三田さんの作品ってば、世界観が繋がっていたりするんでしょうか?

    〈協会〉圏の魔法使いというのはもちろん「レンタルマギカ」のことでしょうけれど。

    でもでも、もっとびっくりしたのは白翁さんの知り合いさんの名前で。

    え?

    あの人って「SCAR/EDGE」に出ていたあの人ですよね?

    まさに青天の霹靂って感じで、読んでいて「ええー!!?」と思考が停止しました。

    っていうことは、リコちゃんが通っている学校ってエリアナ女学院ってことか…。

    第1巻でもいろんな仕込みに驚かされたけれど、今回はそれ以上にびっくりしました。

    あ、ちなみにもう1個の仕込みの方は途中から「ん?」となって、真相解明で納得しました。

    リコちゃんかわいいよ、リコちゃん(*´Д`)ハアハア

  • 前回同様、バトルがアツくてイイ。バトルは異能がメインなのに、主人公異能じゃないとか燃え杉て困る。前回のレールガンもうおおおおおってなったけど、今回もこれまたうおおおおおおおおおおってなったw 主人公のボディガードをしてる動機みたいな部分もよかった。充分面白かったけど、1,2巻で基礎造りって感じもあるので続編が更に楽しみ。

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著者プロフィール

代表作にスニーカー文庫『レンタルマギカ』がある。直近では『レッドドラゴン』(星海社)を刊行。

「2020年 『ロード・エルメロイII世の事件簿 10 「case.冠位決議(下)」』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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