デ・コスタ家の優雅な獣2 (角川ビーンズ文庫)
- 角川書店(角川グループパブリッシング) (2012年10月31日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041005521
感想・レビュー・書評
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ああ、面白かった!
エミリオがファミリーの敵よりも冷酷非道で慄く。敵の方が優しくて人間味があるw
それぞれエミリオの思惑を推理してるけど果たしてどれが正解なのかな、ワクワクします。
そして何よりもノアの苦悩が仄暗くて最高に萌える。
読んでるこちらは兄妹の正解がわかっているので右往左往するノアとロージーに身悶えまくり☆
さっそく3巻に取りかかります! -
ロザベラがどんどん強くなっていくのはいいとしても、ますますファミリーから抜け出せなくなるのではないかということが心配。
エミリオの腹黒さもダリオの無邪気さもノアの深い深い愛情も、どれもこれも怖く感じるのだが。
ロージーがいつか明るい所を堂々と歩けるようになればいいのに。 -
ロザベラちゃんがどんどん強くなっていく2巻。後半の、強気な女の子って素敵。でも、そんな強気な言葉の裏には葛藤とか恐怖とかノアへの愛とかなんかもう、色々めまぐるしく渦巻いてるんだなーって感じな描写がとても好きです。次巻も楽しみです。
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裏社会の一族デ・コスタ家唯一の花嫁候補であるロザベラは、敵対するアリスタ・ファミリーの情報を探ろうとする。しかし、逆にボスであるリカルドにさらわれて…。
ダリオの株がぐーんと上がった巻。それに比例してエミリオ怖いとなりました。本当に怖いです。
(ノアを兄だと仮定すれば)今回も甘さ一切なし。シリアスです。少女小説でここまで容赦ない展開はめずらしいのでは。
ロザベラが成長し『デ・コスタ家の女』になっていくのがわかります。
どうでもいい話ですが、サブタイトルがなくて、ただ2と巻数表示になっているのがありがたかったです。 -
三兄弟のそれぞれの魅力が際立った雰囲気。
まだまだ、隠された事実も多いような気がする。
従兄弟同士と思っていたら、
今回は新キャラが派手に登場してくれた。
今後の展開が更に楽しみになりました。
そして、ミステリアスな展開と平衡して、ロザベラが成長していく姿を見守っていきたい作品。 -
シスター ブラックシープ三巻以上の傑作だと思う。