ご依頼は真昼のバーへ Barホロウの事件帳 (角川文庫)
- 角川書店(角川グループパブリッシング) (2012年10月25日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (347ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041005590
作品紹介・あらすじ
神楽坂の裏通り。朝オープンするという怪しげなバーにいるのは、魔女のようなママと、謎のイケメンバーテンダー・イズミ。幼なじみの楓太にこのバーに連れてこられた就職浪人中の隼人は、イズミにうまく丸め込まれ、なぜか素人探偵をすることに。月夜小路の野良猫へのいたずら書きが頻発、犯人を捕まえて欲しいというのだ。急に慌ただしくなる日常。だがふとした折、ある"殺人"の記憶が、隼人の脳裡にフラッシュバックする-。
感想・レビュー・書評
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著者にしては重いタッチの文体。のせいなのかあまり期待していた面白さは無かった。
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辛口です。期待しすぎたかな。登場人物誰一人として魅力を感じられるキャラがいなくて途中で読むのが苦痛になってしまいました。なんとか最後まで読み切ったけれどラストまで誰一人として思い入れできなかったのはそのままだったし、それぞれの話の謎の事情も理由も好きじゃないです。最初に提示された件も終わり方が納得できなかったし。謎のある人物も全く魅力がなくて、最終的に読んだのを損したような気持ちになってしまいました。インディゴシリーズはキャラが魅力的で楽しかったのですがこちらは残念ながら私には合わなかったようです。
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連作短編集。後半はよかった。
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大学を卒業し、就職浪人として地元神楽坂に戻ってきた隼人と幼馴染みの楓太のバディものだが、ぼったくり?bar?のバーテン?謎の男イズミも絡んで小さな事件から大きな事件まで解決していく。雰囲気はIWGPをソフトにした感じ。よくある設定ではあるが、それだけに外れない。
しかし、隼人と楓太のなんとも言えぬ葛藤やら、朝美の死の謎やら重たい話がさらっと出て、さらっと終わっていくので、ちょっとおいてかれた感あり。イズミの曰くありげな感じも結局なんなのかよくわからなかった。次巻へのつなぎか? -
神楽坂の裏通り。
朝オープンするという怪しげなバーにいるのは、魔女のようなママと、謎のイケメンバーテンダー・イズミ。
幼なじみの楓太にこのバーに連れてこられた就職浪人中の隼人は、イズミにうまく丸め込まれ、なぜか素人探偵をすることに。
月夜小路の野良猫へのいたずら書きが頻発、犯人を捕まえて欲しいというのだ。
急に慌ただしくなる日常。
だがふとした折、ある“殺人”の記憶が、隼人の脳裡にフラッシュバックする―。 -
どうも、どの登場人物も苛付く人たちばかりですねえ・・・
まあ、加藤さんの話はそう云うの多いけどねえ・・・