万能鑑定士Qの短編集I (角川文庫)
- 角川書店(角川グループパブリッシング) (2012年10月25日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041005620
作品紹介・あらすじ
「面白くて知恵がつく 人の死なないミステリ」決定版!1冊でひとつのエピソードでは物足りない皆様へ、そしてシリーズ初読の貴方へ。最高に楽しめる珠玉の傑作エピソード群登場!-代官山の質屋に出向してきた鑑定家は、弱冠23歳の凛田莉子。店長による調査では、高校まで万年最下位、就職活動でも周囲をあ然とさせた天然美女。だが莉子はいまや、依頼品にまつわる謎という謎を解明しうる"万能鑑定士"となっていた。
感想・レビュー・書評
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万能鑑定士の凛田莉子が、人気の質屋の臨時鑑定士に招かれて遭遇する事件を見事に解決する。人間の心理を余りに上手くついた犯罪手口なのに、あれよあれよという間に解きほぐす推理は凄すぎて、はは―という感じだ。読み物としては面白いんだが、何だろうな、この何となく漂う空虚感は?説明的すぎる文章のせい?作者の路線通りの筋運びのせい?類型的な人物像のせい?誰か教えて。
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さらっと読みやすい。
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何時もの登場人物で安心して楽しく読み飛ばせる短編集でした。
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面白かった。人気があるのがよくわかった。
自分が若ければ、もっと楽しめたかもしれない。 -
このシリーズ、興味あって、でも図書館ではいつもなく、たまたまあった短編集にシリーズ初読のあなたへ、とあったので手にとりました。
面白かったです。
質屋の面々のキャラもよかったし。
本編もきちんと読みたい、と思いました。 -
万能鑑定士Qシリーズの短編集です。これまでの長編版とは違い、5本の短編が収録されています。この短編集では、J.O.Aという質屋に出張鑑定士として出向きます。そこで莉子は、さまざまな事件を解決することになるのでした。
どの短編も面白いですが、特等添乗員αシリーズに登場する、浅倉絢奈が莉子とペアを組んで活躍する第4話が楽しかったです。 -
万能鑑定士である莉子が代官山の質屋に赴く。
そこで起こる5件の事件を描いた短編集。
短いながらもどれも楽しめる内容だった。
この相変わらずの安心感はさすが。
しかし、事件簿全12巻を読み終わって読んだが、
少し早すぎたようで、知らないキャラも複数名出てきた。 -
短編集ですが、面白さのレベルは変わらず。
むしろ短い分、濃いようにも思います。
さらに莉子と小笠原の仲がちょっと進展…するといいのに。
でもいつもより二人の恋愛がらみを多く見れた気がします。