魔女の宅急便 (角川文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (241ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041007914

感想・レビュー・書評

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  • つらいことに直面するたび、私はこの本を読み返す。
    少女のキキが親元を離れ立ち向かっていく社会。決して楽しいことばかりじゃない。失敗したり、褒められたりしながら、キキは生きていく。
    読むと必ず、心がやわらかくなり、そして自分も頑張ろうと思う。

  •  言わずと知れた魔女の宅急便。終始、キキとジジの掛け合いかが良かった。ずっと一緒に育ってきたが故の親密さが羨ましい限りだ。
     映画も原作もやはり周りを明るくさせてくれるおソノさんが一番の気に入っている。一年間しか暮らしていないキキやジジと同じように、一巻しか住んでいないのにコリコの街が恋しくなってしまうほど濃密だった。
     海の見える大きな街で、空に魔女が飛んでいる。なんて素敵な光景だろうか。

  • ほうきに乗って町を見下ろす視界が容易く想像できてしまう文章。キキが成長していく過程を自分と重ねながら終始楽しく読めた。

  • キキ13歳。
    ジブリ作品があまりにも有名。
    原作があることは知っていたけどなかなかタイミングが合わずに、平成最後を迎えてしまった。
    感想としてはどうしても高山みなみさんのキキを浮かべてしまいがちになるけど、こちらのキキはもっと大人っぽくて、今の脳内では能登麻美子さんで再生されている。
    非常に読みやすく、そして優しい言葉で構成された素敵な物語。



    どうでもいいけど、水着回があるよ。

  • 2018年10月22日購入。
    2020年4月30日読了。

  • 角野栄子女史①~愉しみます!
    13才の年の満月の夜、独り立ちをしたキキ。
    ほうきにまたがり空を飛んで、黒猫ジジと一緒に海辺の町コリコで宅急便やさんとして1年間経験していく。
    映画での内容しか知らないので、本で読んでいくのは新鮮です。

  • 13歳のキキ、一人立ち。

    小さな頃から大好きな物語。大人になってから読むと、一人立ちするキキの姿が心に響く。キキにとっての空を飛ぶ魔法のような、何か一つ私にも“魔法”があれば、そしてそれを生業にできれば。映画のキャッチコピー「おちこんだりもしたけれど、私はげんきです。」にあるように、新生活は色々と大変なこと続き、でも一生懸命やっていれば大丈夫と、13歳のキキが教えてくれる。

  • 子供向けだけど面白い。

  • よい話ね

  • 居場所づくり。
    彼女はまっすぐなのだもの。一生懸命なのだもの。
    自然と人は寄ってくる。

    アニメもいいけど、小説もいいね。
    宅急便頑張ってるなあ。

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著者プロフィール

1935(昭和10)年、東京生まれ。早稲田大学教育学部卒業後、出版社に勤務する。25歳の時からブラジルに2年間滞在し、その体験をもとにしたノンフィクション『ルイジンニョ少年 ブラジルをたずねて』で作家デビュー。著書に『ズボン船長さんの話』『小さなおばけ』シリーズ、『魔女の宅急便』『ぼくびょうきじゃないよ』『おだんごスープ』『ラストラン』など数多くの絵本・児童文学作品がある。産経児童出版文化賞大賞、路傍の石文学賞、旺文社児童文学賞、野間児童文学賞、小学館文学賞、IBBYオナーリスト文学賞など受賞作品多数。

「2017年 『いろはにほほほ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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