黄泉津比良坂、暗夜行路 探偵・朱雀十五の事件簿4 (角川ホラー文庫)
- KADOKAWA (2013年9月25日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (464ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041010198
作品紹介・あらすじ
鳴ったらこの世の終わりと伝えられる「不鳴鐘」が鳴り響き、新たなる悲劇の幕が開いた。釣鐘の中にぶら下がる男の死体。成長した探偵・朱雀十五が少年時代に遭遇した天主家の怪奇殺人の謎を解く、第4弾。
感想・レビュー・書評
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おどろおどろしい連作だった、、、、
欲望怖すぎる
加美さん、、、、腕、、、
やっぱりいかに令嬢であろうとも、身の丈に会わない欲望は破滅させるね
家柄も枷にしかならないなあ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
新たな宗主を迎えた天主家に再びまるで祟りのような惨劇が始まる
執事に頼まれ、朱雀は律子とともに館へ入る
二人の使用人の死
成継と伊厨の行方不明
再発した沙々羅の夢遊病
魔術趣味の新宗主
館のカラクリ -
血祭りの解決編。私の好きな、読んでてグラグラ来るような虚構現実入り交じる感じは乏しかったものの、タロット、星座、カバラ、ゲーテと、盛りだくさんな考察が楽しい巻でした。視点が律子&朱雀なのが原因かな?律子さんけっこう冷静というか、すぐ現実に帰るから…誰かさんと違って。
それにしても表紙の美しさ。血祭りと繋がってるのでぜひ表紙を並べて見せてほしい!書店平積みで!!
ただし大人朱雀さんは頭でっかちな気がしなくもないですが… -
『血祭りの館』の続編にして解決編。
ストーリーとしてはペダンティックな『館もの』を踏襲している。それにしても懐かしい……。
ところでこれ、シリーズ全部、角川ホラー文庫に入るのだろうか?