- Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041012222
作品紹介・あらすじ
人間の寿命を予知し、運命を変える力を持つ名無しの少年は、少女・玖美から“テク”という名前をもらう。しかし永遠に大人になることはないテクと、成長していく玖美の間には避けられない別れの運命が迫っていて!?
感想・レビュー・書評
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死者が使者なのかなーと冒頭から何となく思いながら読んでいた。
ナオヤのところで見え透いてつまらなく感じたが、特にその辺が言及されることはなく。何だったんだろう。
秒表示って桁多いよね〜。パッとわからないけど計算する気にならず。シシャたち暗算早。毎秒変わる表示が見えているの目がチラチラして不快だろうな。
寿命が見えていて運命が変わらないことが肝なのに、最後の寿命早回しが全然意味がわからないのと、悪いシシャが何年も生きているわりにくだらない人間性なのが残念でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
食べなくても寝なくても疲れないし怪我もしない。
不死身で無敵のように見えるけど、名前を呼ばれず社会にも属さず、ただ存在するのはどんな孤独なんだろう。
天使や悪魔のような見えない存在ならばまだしも、見た目が少年少女だけに煩わしいことが少なくなくて。
人間と関わらないようにしてるようで、命を捧げたいと感じているようにも見える。
一緒に生きたくても相手だけがどんどん老いていく。
時間を与えれば自分が死ぬ。
大切な人と、ともに生きるという当たり前のような選択肢があるようでない。
命を捧げたい相手に出会ってほしいけど出会ってほしくない。
読んでて感情がゆらゆらする一冊でした。 -
皆んなが幸せに向かってると思いきや
最後は切ない結末…
人間の寿命が分かるシシャに出会っても
私は自分の残り時間は聞けないなぁ… -
「人間の寿命が分かる」
そんな子に会ったら・・・と思わず考えてしまいます。怖くて自分の寿命は聞けないかも。
怒涛のラストが胸を打ちます。 -
良い意味でも悪い意味でもサラッと読める
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電子書籍
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使者の存在意義を考える
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最後が悲しくて、でも感動する話です。