妄想女刑事 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
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本棚登録 : 80
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041014356

作品紹介・あらすじ

警視庁捜査一課所属・宮藤希美には奇癖があった。スイッチが入ると、ところかまわず妄想の世界に没入してしまうのだ。だが、これが謎のバーテン・御園生独にかかると、なぜか辻褄のあった推理に翻訳され…?

感想・レビュー・書評

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  • オチが「そういうこと?」っていう脱力系ミステリ。コメディ調なのでさらっと読めた。犯人が結構「どこで出てきたっけ?」っていう印象に残らない人が多いのも特徴?

  • 妄想で事件をスパッと解決
    なーんちゃって(*^_^*)!
    事件は無事解決?
    それとも?
    よくわかりませんが
    ま、いっかー
    面白い作品でした。

  • 妄想女刑事というより暴走女刑事である。
    エキサイトしたり、リラックスしたり、平静だったりする時にふと妄想してしまうというでは、それはもう四六時中妄想しているのと同じではないか。と思ったら即座に同様のツッコミが入った。
    前半なんて、こんなのが天下の警視庁捜査一課のエリートで良いのかと思ってしまうレベルだ。
    正直言って探偵の方がよっぽど似合いそうである。
    トリックも突飛なものが多い、本格ミステリーと思って読むのではなく、肩の力を抜いて読んだ方がいい。もっともこのタイトルで本格ミステリーだと思う方も思う方だが。

    ただし一巻を通してのオチについてはなかなか面白い

  • 初読みの作家さんでした。妄想を膨らませるシーンがもっとたくさんあるのかなと思いましたが、個人的には少ないような気がしました。でも面白かったです☆そのうち深夜ドラマあたりでドラマ化しそうです。 軽い話かと思いきや、結構エグい事件もあり、犯人は全然わかりませんでした。 続編も積んであるので読みたいと思います。

  • 妄想癖のある主人公

    暴走気味の主人公はありがちだが、しっかりとしたトリックとラストに更なる一捻りを入れる展開は作者ならでは。

    タイトルにするほど妄想していないような気がするが楽しめた。

  • (収録作品)宮藤希美の登場/独身中年ゴシチゴ暗号事件/通勤電車バラバラ殺人事件/日本観光コスプレ変死事件/先輩刑事モンペで殉職事件/世界遺産アリバイ幻視事件/御園生独の退場

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著者プロフィール

1960年福岡県生まれ。九州大学理学部卒業。2001年『中空』で第21回横溝正史ミステリ大賞優秀賞を受賞しデビュー。主な著作に「観察者」シリーズ、「綾鹿市」シリーズなど。碇卯人名義でテレビドラマ「相棒」シリーズのノベライズも執筆。2016年『死と砂時計』で第16回本格ミステリ大賞【小説部門】を受賞。

「2021年 『指切りパズル』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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