神々の魔術 (上) 失われた古代文明の叡智

  • KADOKAWA/角川書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (338ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041014851

作品紹介・あらすじ

1995年にトルコで発見されたギョベックリ・テぺの遺跡は炭素年代法分析で紀元前9600年のものであることがわかった。世界最古といわれるメソポタミア文明より7000年も古い。これは何を意味するのか?

感想・レビュー・書評

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  • ピラミッド、スフィンクスの謎、エジプト文明の起源に対して重要な指摘を提供する書。

    古代エジプト人が想像以上に聡明であったことは疑いの余地がない。

  • 神々の指紋の続編
    今回はヤンガードリアス期 紀元前12800-11600年に文明が失われ、それ以前の文明がエジプトで細々と受け継がれたことを示しています。

    ヤンガードリアス期は、分裂した大彗星による複数の衝突で始まり、また終わりも彗星の衝突で、洪水に始まり洪水に終わるとされています。本当か否かの判断は私の知識ではつきかねますが、歴史のロマンを感じさせます。

    また、エジプトのスフィンクスとピラミッドが、天文学に基づいて作られていることを示しています。このようなことを見て行くと、考古学の知識だけではなく、天文学やその他の学問の知識がないと、古代史は明らかにならないのではないかと思ったりします。

    引き続き、後編に期待です。

  • 『神々の指紋』で一躍有名になったグラハム・ハンコックによる一冊。

    その数々の古代の巨大建造物と古代の神話が、超古代文明の存在と、隕石による滅亡を示唆していると分析してるところが、とても興味深かった。

  • 12800年前に歴史を終わらせた彗星が軌道を一周して再び帰ってくる!

  • 久々にハンコック読んだけど昔と特に主張は変わってない。今回はギョベクリ・テペやバールベックの調査取材が中心だが、まず自説結論ありきで多様な解釈をせず断定的に話を進めるのも従来通りで、「新しい証拠が見つかったぞ」程度の内容。

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著者プロフィール

イギリス出身。元『エコノミスト』特派員。国際的なノンフィクション・ベストセラーの著者。主な著書は『神々の指紋』、『創世の守護神』、『神々の世界』(共に小学館文庫)、『天の鏡』(翔泳社)、『異次元の刻印』(バジリコ)、『神々の魔術』(KADOKAWA)など。冒険小説には『リアとレオーニ・時空を超えた姉妹』(講談社)、『WAR GOD』がある。彼の著作は30ヶ国語以上で翻訳され、世界中で700万部以上売れている。有名なテレビ・シリーズ『Quest for the Lost Civilization and Flooded Kingdoms of the Ice Age』をはじめ公開講演、ラジオ・テレビ出演も多数。WEBでも数千万人の視聴者を捉え存在感を示している。また、型にとらわれない思想家として知られるハンコックは、人類の過去や私たちの現在の苦境について、共感を呼ぶ疑問を投げかけている。

「2020年 『人類前史 失われた文明の鍵はアメリカ大陸にあった(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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