角川まんが学習シリーズ 日本の歴史 15 戦争、そして現代へ 昭和時代~平成
- KADOKAWA (2015年6月30日発売)
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感想 : 13件
- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041015087
作品紹介・あらすじ
日独伊三国同盟を結んだ日本は、真珠湾を奇襲攻撃し、アメリカとの戦争に突入します。世界最大の工業国アメリカの実力は圧倒的で、日本軍はしだいに劣勢に立たされ、原子爆弾を落とされた日本は、ついに無条件降伏を受け入れます。日本は、連合国軍の支配を受け、戦争放棄を明記した平和憲法を制定します。講和条約を結んで独立した日本は、高度経済成長の時代に入り、経済大国への道を歩みはじめます。
感想・レビュー・書評
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表紙がジブリの方が描いていてとてもいい◎
第二次世界大戦〜終戦〜戦後の復興〜平成〜東日本大震災までを描いている。
歴史の表面的な事象を書くのではなく、主人公がいて、そこからの視点で書かれている点が良いと思った。
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作画はスタジオジブリの近藤氏
《要約》
第二次世界大戦後、皮肉なことにGHQの介入で民主主義の今がある
《内容》
1章第二次世界大戦
ナチス党首、ヒトラー
優秀はゲルマン人族が支配する、ベルサイユ条約は不当だという考え
ドイツ国民の愛国心をあおって他者を差別、攻撃することで不満を国外に向け独裁的な政治を行った
独ポーランド攻める
1939年ポーランドと同盟を組んでいた英と仏は独に宣誓布告、第二次世界大戦へ
日中戦争が制圧できないのは、中国に米と英が軍事援助をしていること
そこで日本は独につけば牽制になると考えた
1940年独伊日で三国同盟を結ぶ
1941年日ソ中立条約
日本への石油輸出の停止の経済制裁、同盟の破棄せよと
米との戦いは避けられない
1941年真珠湾奇襲攻撃
本来は宣誓布告の通達が条約できめられていたが、米大使館が手間取り通達が遅れ国際条約違反となった
1942年ミッドウェー海戦 大敗北
日本の暗号電文はアメリカに傍受解読されてしまう
太平洋での主導権を失う
米英との力の差は明らかだった
しかし国民に知らせるわけにはいかないと嘘の戦勝報告を流し続けた
1943年徴兵制
1944年学徒出陣
疎開、無差別爆撃、東京大空襲、沖縄市民12万人犠牲
1943年伊降伏
1945年ヒトラー自殺
2章敗戦からの出発
1945年2月米英ソ連はクリミア半島のヤルタ会談 降伏しない日本を関して千島列島樺太などの日本令の処遇をそれに任せた
1945年7月 連合国側3カ国でドイツのポツダムで会議を開き日本に対し無条件降伏を求めるポツダム宣言を発表日本はこれを無視
1945年原爆、広島14万人、長崎7万4千人犠牲
日ソ中立条約を破ってソ連は満州に侵攻
終戦、世界の四千万人犠牲
GHQの一軍国家と民主化のため改革
秘密警察の廃止、治安維持法の廃止、特別高等警察の廃止
言論の自由、教育の自由主義化
経済の民主化、財閥解体
女性参政権の付与、20才以上男女
労働者の団結権の保障
1946年11月日本国憲法公布
国民主権、基本的人権の尊重、平和主義
1950年朝鮮戦争
朝鮮特需で日本経済は潤う
1951年米など48カ国とサンフランシスコ平和条約を結び日本は主権を獲得した
GHQ による占領から解放
しかしアメリカ軍基地が国内に残されることになった
3章成長する日本
1950年代半ばには第二次世界大戦前の水準に回復
平均10%以上の経済成長を遂げた高度経済成長期
1956年日ソ共同宣言に調印
ソ連との国交が回復、北方領土の返還も話し合いも開始される
国際連合に正式加盟
公害問題、水俣病、四日市ぜんそく、イタイイタイ病
1965年日韓基本条約が結ばれ国交が回復
1972年沖縄は日本に返還されたものの米軍基地は縮小されず
1972年日中共同声明によって中国との国交が正常化
4章私たちが生きる世界へ
1995年1月阪神淡路大震災M7.3死者6400人
1995年3月サリン事件
2001年9月11日アメリカ同時多発テロ
2011年東日本大震災 死者1万9千人、行方不明2600人以上、福島県避難者16万4千人
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