準備する力 夢を実現する逆算のマネジメント<文庫改訂版> (角川文庫)
- KADOKAWA/角川書店 (2014年4月25日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (313ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041015445
作品紹介・あらすじ
「今日がいいか、悪いかだけじゃなくて、5年後、10年後の自分を常にイメージする。僕はそれを繰り返してきた」。決してエリートではなかった日本の守護神が、これまで実践してきた10のステップを公開!
感想・レビュー・書評
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2021/12/23
プロサッカー選手である川島永嗣さんの本。準備する力というタイトルにあるように、事前にどのくらいの準備をするか、その準備は100%でしているのか、何かに挑戦したりチャレンジしようとしている人が読むととても参考になるのではないかと思う心の面でのマネジメントについての川島永嗣さんの考えがとても詳しく述べられている。
プロサッカー選手として頂点の世界にいる人間だからこそ見える(考える)視点から語られる言葉にはとても説得力がある。
川島選手自身も、サッカーを通してもっと人々に色々と還元できることがあるはずだという考えから沢山のチャレンジしている。
逆算のマネジメントとタイトルにあるように、自分のゴールや目標に対して自分は今何が足りていないのか、何をしなくては行けないのか、何をすることが最もベストなのかということを常に念頭において行動されているストイックな面を見習わなくてはいけないと思う。
自分の目標を達成するために現時点で自分に足りないものをちゃんと考えて、それをカバーしたり補ったりしていくためにはどうしたら良いのかを考えて次に繋げていく…当たり前のことだけど、徹底してやり切れているかというと自分も素直にうんと言えない。
この本を読んで、もっと自分が伸びていくためにどうしたらいいのかについてこの本からヒントを得たい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
これも読んだのは大学時代。当時の私はこういう様々なかたちの「プロフェッショナル」から、世の中ではたらくとは、人の役に立つとはどういうことなのか、の断片を学んでいっていた気がする。アスリートもそうでない人も、組織で働き、夢を叶えていくために考えることや大事にしたいことは大きく差はなく、だからこそ自分に縁遠い場所の話と読むことも出来るし、自分の話に読み替えることだってできる。川島は、今は何を思うのか。
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やっぱり成功している人の話はどの分野であれ面白い!モチベーション上がった!人にも勧めたい!
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ぼんやりと見ていたものに輪郭をつけていく 印象派の絵のように鮮やかにしていく その間にはどんなギャップがあるか 再点火する作業は生半可ではない。火は小さくなってもいいから消してはならない コンクリートの間から逞しい雑草が生え始めたような感覚 秋田豊 楢崎正剛 望遠レンズのピントを合わせる キャッチャー 亀山努のヘッドスライディング 与野 浦和東高校は自転車で40分で通学 自主練 川口能活 イビチャ・オシム コレクティブ(collective)集合的なさま。組織的であるさま。「―なサッカー」 文明開化後の侍の様な気分だった スカイプで英語の勉強 オーガナイズ組織化されてきた 堕落に慣れてしまったらお終い キャプテンシー 唯我独尊的 無理の利く体 結果が明らかになり易いような効果的なアプローチを試みる 自重トレーニング ヨガ的な動き 初動負荷 藤田俊哉 乃木坂(のぎざか)は、東京都港区の赤坂八丁目と九丁目の境、乃木神社前を西へ外苑東通りへと上る坂である。乃木坂の名称は、この坂や地下鉄・乃木坂駅周辺の汎称地名として使われる。 キネシスという特殊なマシン 酒井リズ智子 パスタ カーボローディング ジャイアニズム ストイシズム 故にそういう数字を気にしても意味がないと思っている 体幹コア パーツを鍛えるというコンセプト 体の芯を鍛える マジョルカ ドバイ パナマ運河を開けた 社会性 社交性 猪突猛進タイプ ぶれない骨太の信念 言葉数も多い方で、決してインタビュアー泣かせのタイプではないと勝手に思っている。おかしな話かもしれないが、インタビュー中に段々と自分の考えが整理されてきて「そうか自分には、こういう考えがあるのか」と気付くこともある。だから、良質のインタビューでの問答は、僕にとっても意義深いものだ。考えを言葉に変える作業は、人間力をアップさせる。ドヤ顔 ブブゼラ O型 炭酸禁止事件 6つ上の姉 パルマ 中田英寿 ジュネーブ 2010年6月の決意表明としての記念の時計 僕なりのダンディズム リスクヘッジ セカンドキャリア レクリエーション的な楽しさ 楽しさの深みが違った 負のスパイラルが逆回転し始めた
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色々な視点で書かれているのが興味深かった。
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マネジメントについて、様々な角度から書かれた本。ビジネスに通じる部分が凄く多いと思う。何より冒頭の章で語られていた、どんなに辛くても心を折ってはいけない、という力強いメッセージが、心にずしんと響いた。
その後の章では、どのようにして逆算して戦略的に今まで生き抜いてきたのか、どう考えて決断を下してきたのか、人間としてどうあるべきか、などが語られている。深いしまた読み返したいなあと思う本。川島選手が苦労してきたことが、淡々とした語り口から伝わってきた。 -
川島永嗣の本。
ウッチー、長谷部、長友と読んだけど
GKというポジションだけにまた違った見方だな。
人柄がわかるとまた応援したくなります。
賢い人だという印象はあるけれども
この本において会社だったら~は必要なかった。