怪盗探偵山猫 鼠たちの宴 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
3.64
  • (26)
  • (69)
  • (80)
  • (4)
  • (1)
本棚登録 : 885
感想 : 45
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041015957

作品紹介・あらすじ

鮮やかな犯行のあとには、必ず闇の悪事が暴かれる! 姉を想う妹、新興宗教の教祖、夢を追うバンドマン、鬼と化した刑事。怒り、疑念、夢、そして執念。四つの“想い”が、炎を燃やす−−!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 1日で一気読み。

    前作よりかは嵌らなかったがずっと読んでいられる作品。

  • 怪盗探偵山猫シリーズ3作目。短編集。
    息のあったバディもどきになった山猫と勝村の二人がいい。
    仲間とは言えないけれど、何故か信頼関係が築かれている。
    それは、山猫がけっして弱い者からは盗もうとしないからだろう。
    見過ごせない「悪」に対して、引くことなくクールに立ち向かっていく山猫にはスカッとさせられる。
    「袋の鼠」にはちょっとドキッとさせられた。
    山猫の正体が明かされてしまうのかと、「まだ早いよ!」と思いながら読み進んだ。
    まだまだ山猫には正体不明のままで活躍してほしい。
    初の短編集だったけれど、どの物語も山猫らしさが満載で面白い。
    起承転結もはっきりとしていて、最後には山猫の狙いがわかりやすく伝わってくる。
    ドラマでは変わり者っぽい面ばかりが強調されていたけれど、原作の山猫はクールなカッコよさに満ちている。
    犬井刑事はたぶん今後も登場し続けるのだろう。
    ジャックダニエルはどんな味だったのか。
    山猫シリーズには欠かせない人物になりそうな予感がする。

  • あるAV女優の遺体がホテルの一室で見つかった。警察は自殺と断定するが、姉の死に疑問を持った妹は、遺されていた鍵を手にバー〈STRAY CAT〉を訪れる。真相を追う姉思いの彼女に迫る危機とは。鮮やかな犯行のあとには、必ず闇の悪事が暴かれる!これは新時代の鼠小僧か、単なる盗人か!?正体不明の謎の窃盗犯…その名は〈山猫〉。超弩級のスピード感、痛快ピカレスク・ミステリー、初の短編集。

  • シリーズ初の短編集

    短編だけど、読み応えばっちり!

  • 02月-11。3.0点。
    怪盗山猫、第三弾。短編集。
    ラストの犬井刑事のストーリーが面白かった。

  • #読了 #怪盗探偵山猫 #神永学 #読書好きな人と繋がりたい

  • 山猫かっこいい。
    勝村のギャップが良いし犬井のキャラも好き。
    女性陣の媚びない感じもとても好き。
    最後の白石と山猫の話が全て嘘なのか真実が混ざった嘘なのか気になる...

  • 小学校の頃にドラマでやっていたので懐かしくなり購入。
    やはり山猫もかっこいいが女性キャラがとても格好いい。

  • 短編集。内容も歯切れが良くスピーディ。やっぱり出て来た犬井。勝村、肝が据わって来た。女性陣が格好良い。はあ、スッキリ。

  • 山猫最高。

全45件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

2003年『赤い隻眼』でデビュー。改題した「心霊探偵八雲」シリーズでブレイク。様々なエンタテインメント作品を発表し続けている。

「2023年 『怪盗探偵山猫 深紅の虎』 で使われていた紹介文から引用しています。」

神永学の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×