ダイバージェント (2) 叛乱者 (下) (角川文庫)

  • KADOKAWA/角川書店
3.23
  • (1)
  • (3)
  • (7)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 67
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (292ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041017845

作品紹介・あらすじ

〈博学〉派閥は、他派閥の人心を操作し続けた。陰謀のために両親や友人を亡くしたベアトリスは、意を決し〈博学〉の本部へ出頭し、リーダーと対決をする。異能を怖れられるベアトリスは、処刑を宣告されるが。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • この三部作、2作目のラストに来てようやく面白くなってきた!(遅せぇーよ)

    ※以下、結末と次作に関わるネタバレがあります※

    下巻では、〈無派閥〉と手を組んだ主人公ら〈勇敢〉グループが〈博学〉に総攻撃をかけて政権を奪う。と思ったら裏切りに遭ってしまい、そこでクリフハンガーとなって終わる。重要な裏切りが2件ほど明らかになるが、それが主人公2人の肉親であるという点が興味深い。

    トリスはこの総攻撃には加わらず、マーカスと数名の仲間ともに「この世界を根底から揺るがす重大な情報ファイル」の奪還に向かう。それは結局失敗してしまうが、「重大な情報」は別の方面から明らかにされる。

    1作目で「中二的」と評したこの世界の構成が、なぜこのようになっているのか――それが一部種明かしされた所で本作は終了。種明かしの詳しい内容は3作目を待たなければならない。最後で明かされた情報が正しければ、彼らはフェンスの中で「外から守られている」のではなく「外の世界を守るために閉じ込められている」ことになる。この逆転の発想も、70~80年代のディストピアSFにありがちな展開で、それほど珍しいものではないけど。あと1作あるのだから、もう1段階くらいどんでん返しがあっても良いかもしれない。

    3巻目は "Allegiant" で、昨年の10月に出たばかり。邦訳はいつ出るのだろう。待っている間にダレてしまいそうなので、原書で読んでしまおうか……と思ってamazon.comに見に行ったところ、レビュー欄の抜粋で特大のネタバレを目にしてしまった。続きが気になる方はご注意を。

    それにしてもダイバージェントって思ったより大勢いるのね。

  • 前作と似たような展開。
    安っぽい恋愛要素がしつこすぎてSF的要素を楽しめない。

    要は血液型で国を分けるぞ見たいなアイデアもなんだか。そ

  • 人気SF小説の映画化第1弾『ダイバージェント』日本版オリジナル予告公開 | マイナビニュース
    http://news.mynavi.jp/news/2014/05/24/028/

    角川書店のPR
    http://www.kadokawa.co.jp/product/321402000200/

全3件中 1 - 3件を表示

ベロニカ・ロスの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×