この素晴らしい世界に祝福を! スピンオフ この素晴らしい世界に爆焔を! (角川スニーカー文庫)
- KADOKAWA (2014年6月28日発売)
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感想 : 14件
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- Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041018668
感想・レビュー・書評
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スピンオフによる連作短編集である。どうも、ネット上の公式サイトでの連載を取りまとめたものであるようだ。
こうして読んでみると、作者の方は元来こうした内容を得手としているのではないかと強く思わされた。つまりは、日常部分での物語のことだ。
ゆんゆんとめぐみん、あるいはこめっことホーストの関係などを軸にした物語は、コメディタッチでの会話のエッジが効いていて、よく読ませるものだった。
しつらえられた物語展開には読めるところもあるが(あざといと言い換えてもいい)、それも含めて安心安全な物語設計であり、全体のまとまりは良いものに感じられた。
個人的には、本編より良いものに感じられた。やはりネット小説からの書き直しで難しさもあるのかなと。
それはさておき、今作は星五つと評価したい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
タイトルのとおり、スピンオフでめぐみん(とゆんゆん他紅魔の里)の過去話。めぐみんがいかにして本編のようになったか…はあまり語れてなかった気がしないでもない。まあどうして爆裂魔法なのかってのは紐解かれたけど。めぐみんは最初からめぐみんだった感が無きにしも非ずです(笑)妹ちゃんもなかなか強烈だしねー。そしてゆんゆんのヒロイン度が半端ない。あ、159ページと169ページはさらっと読み飛ばしましたとも、ええ。三嶋さんの絵なのに右頁に耐えられなくてね…(笑)