- Amazon.co.jp ・本 (512ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041019658
作品紹介・あらすじ
「人はどうやって不安を克服してきたか」永遠とも言えるテーマに、多くの人の悩みと向き合ってきたカーネギーが綴る、現代にも通ずる「不安、心配、悩み」の克服法。名著『道は開ける』の新訳文庫版。
感想・レビュー・書評
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Audibleにて。「不安が全ての元凶で心配してることのほとんどは起こらない」のはわかるけどそれをどう解消するんだよっていうのが気になった。
欠点を利点に変えるのはよかった。渡辺直美ちゃんが英語がうまく話せないのをネタにしてポッドキャストを始めたのもこの良い例だと思う。
一番共感したのは時間を見つけてリラックスしろということ。ずっと働く人よりもぐっと休んで数時間働いた人の方が成果出てる話とか、はー、それなー、となった。
一番気に入ったのは力を抜くときのたとえ。ヨレヨレの靴下をイメージして体の力を抜くんだって。力を抜いてリラックスすることのリマインドとして、ヨレヨレの靴下を机に飾ってるっていってて嘘だろと思ったら本当だったので画像検索してみてほしい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
現在までで自分が読んだ本の中では最も影響がある本。まず驚くのはカーネギーの文章の読みやすさ、そして親しみやすさ。教室で講義を受けている感覚が味わえる。カーネギーが言うに「答えはすでに知っている」。知っていながらもできない人生の知恵を教えてくれる。彼の教えを実践するために能力はいらない。ただカーネギーを好きになれば、本書の内容の3割は生活に息づくはずだ。3割が生活に息づけば、あなたの悩みの半分は消えてなくなる。死ぬ前に読もう。
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不安の原因をさぐり、不安を対処もしくは克服してきた人たちのエピソードがわんさか。
(通勤時間にAudibleで聴いたのだが)、はじめは画期的に聞こえていたエピソードも、劇的なものが続きすぎて聴き終わるころにはいい意味でお腹いっぱいに。
ここ数年、はっきりした理由もわからずに「キー!」って不安になることが多かったのだが、聴き終わる頃にはスッキリしていた。また不安に襲われることがあれば、ぜひこの本に立ちかえりたい。 -
道が開けるというよりも気休めになる程度のことだと思う。ただし個々の事例に関しては読み物として面白いと思う。自分に都合よく解釈して使うのがよい。気に入ったフレーズがあれば傍線をひくべし。
戸締りとか気になるタイプだったが、この本を読んで、その気になることが軽減されたような気がする。
知人から「道は開ける」という言葉をいただいて、この本が頭に浮かび、もう一度
ページをめくってみた。なるほど、今かなり不安にさいなまれ、自信喪失気味になっていたが、その原因も分かった。 -
よかったのだけど、とても長くて途中から読むのを止めてしまいました。。。
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”人はどうやって不安を解決してきたか”という不朽のテーマを存分に書いた名著である。我々はいつも不安である。それをどう向き合い、取り除いていくかはとても大切なことだ。心の平穏とは最悪の事態を受け入れるところから生まれる、何が不安なのかを明確に書き出す、自分に何ができるのかを書き出す、どうすべきかを決める、小さなことにこだわるな、自分を変えてゆくことができる、変えられない運命と調和する、脅威とはマイナスをプラスに変える力、自分がどうしたら人を喜ばせることが出来るか、人に行う善は自分への最善である、自分の犯した過ちに自分自身を批判せよ、満たされないものは世界を手に入れても満たされない、等人生をうまく切り抜けていくためのティップが一杯だ。読み返すべき本だと思う。
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齢30も近づき、重責のために仕事から逃げ出したくなった時に読んだ本。悩みの解消のためのバイブルになりうる内容で、年齢問わずお勧めしたい。メンタルコントロールの手法について、実例とともにわかりやすく書かれていて、仕事から逃げ出す必要もないのだな、という気になったし、生産的な心構えになることがてきた。。何度でも読み返したくなるし、感動すら覚える。ここでいうコントロールの手法とは、技術的なものもふくまれるし、心掛けも含まれていた。これ程為になる本はそうないと思われ、歴史的ベストセラーたる所以かと思う。
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人 vs 不安。戦略はたくさんある。
よくこれだけ集めてまとめたなと。自分は現状、不安とは縁遠いと感じているが、覚えておきたい金言がいくつも見つかった。
ビジネス書が好きなら通っておくべき一冊だと感じた。 -
500ページ超でかなり読むのは時間がかかりました。
不安に打ち克つ事、それに対する対策がぎっしり詰まってます。
1948年に書かれていますが、今も通じる名著。