「AV男優」という職業 セックス・サイボーグたちの真実 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 80
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041020395

作品紹介・あらすじ

AVの制作本数は月に 約4500本。それを支えるAV女優は約1万人。一方、その相手をするAV男優は70人しかいない。彼らはなぜAV男優となり、なぜ今もAV男優をしているのか。その素顔に迫る!

感想・レビュー・書評

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  • 最初にばんっと提示される「AV 男優は 70 人しかいない」というところだけで、もう心がつかまれてしまった感じ。(^^;
    ま、実際、海外ホストのサイトにしかあがっていないような裏ものや、それこそ下っ端レベルのちょい役を含めれば、その何倍もいるんだろうし、インタビュー時と比べれば、数字に上下はありましょうけどね。
    まじめに答えている人と、ふざけ気味な人と分かれるとはいえ、普通、話題にあがりづらい人、職業の内実がわかるという点では、非常に愉しめる本だと思います。
    男の人(あと、旦那が高齢の既婚女性?(^^;)しかわからないだろうけど、「じゃ、これから始めてください」で始めることの大変さがわかります。(^^;
    プロという人が存在するだけのことはあるって感じかな。

  • 興味本位で読んでみた。やっぱり仕事なんだなあと実感。

  • AV男優、AV製作関係者へのインタビューと取材を通して、AV業界の真実の姿を真面目にあぶり出したノンフィクション作品。AV用語に対しても一つ一つ丁寧に真面目な解説があり、決してイロモノ本ではなく、ある意味で版学術本と受け止めても良いかも知れない。

    それにしても、AV女優10,000人に対して、AV男優70人とは、なんとも異常で歪な世界であろうか。故にAV男優は自ずと肉体を酷使する事になるのだが、それに対する報酬が安い事に驚く。また、AV業界30年の歴史の中で映像業界の技術革新とニーズの多様化により、AVが絶えず変貌し続けているのは面白い。

    文庫版には巻末に男優と監督の特別座談会を収録。

  • そらもう、全然知らない世界なので興味を持って読んだ。

  • 下品な世界に生きるプロ根性

  • 正直、加藤鷹くらいしか知らなかったので…(笑
     
    女性側の話はよく聞くが、男性側の話はそれこそベールに包まれた世界だったので購入積読。

  • 新鮮味のあるテーマではあるが、現場のルポ以上のものが感じられなかったのが残念。

  • AV女優1万人に対して、AV男優は、わずか70人!
    プレッシャーがハンパない現場で、きちんと結果を残すプロ。すごいです。

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著者プロフィール

1966年、神奈川県生まれ。離婚後、初小説「ハワイッサー」で角川NEXT賞受賞。現在、小説、児童書、ノンフィクションなど幅広い執筆活動を行っている。

「2014年 『「AV男優」という職業 セックス・サイボーグたちの真実』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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