- Amazon.co.jp ・本 (226ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041021378
作品紹介・あらすじ
ラスト・ワルツは柳広司さんが書かれているジョーカーゲームシリーズの一つです。シリーズで累計100万部を突破している人気スパイ小説です。疾走する特急列車、仮面舞踏会、ドイツの映画撮影所。様々な舞台で繰り広げられるスパイ活動や騙し合い。加速していく頭脳戦なども読んでいる人を飽きさせずにストーリーにひきこんでしまいます。
感想・レビュー・書評
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アジア・エクスプレス
舞踏会の夜
ワルキューレ
列車内、舞踏会、映画界
ちょっと派手な3作でした。
相変わらず裏の裏の裏をかくDのスパイ達
舞踏会…は結城の若かりし頃?そして20数年後での再会なのかな。
出会いからして綿密に張り巡らされた計画か?
もう全てが疑わしくて恐ろしくなるけど…
そこが素敵です( ̄▽ ̄)
この最高にクールなシリーズD機関
もう終わってしまうのか?
シリーズ通して表紙のイラストが素敵♡
今作の後ろ姿は結城よね(〃ω〃)
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「ジョーカーゲーム」第4作
D機関vs陸軍、海軍、ソ連諜報機関、ゲシュタポと次々と対峙する敵。疾走中の満州特急あじあで、東京で、ベルリンと世界を舞台に展開する頭脳戦。とても見ごたえがある。物語を語る視点も、スパイであったり、外国人であったり、一般人であったりといろんな角度から「スパイ体験」できる。
読めば自分も渦中の人。
何が真実で、何が幻か。
結末でどう自分を上回ってくるのかと、毎回楽しく読めた。
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第二次世界大戦直前の日本陸軍の異端の諜報機関「D機関」を描いた連作短編スパイ小説第四弾。ここまでシリーズを読んできたことで「わかった気」になって生まれる読者の先入観と、そうして予想した展開を、巧みな構成で裏切ってくることによるさらなる刺激、真実が明かされた時の驚きと満足感に、ますます虜になってしまいました。
読み出したら本当に止まらない、スピーディーかつスリリングな展開は、過去作に続き本作も健在。
ドイツを舞台にした「ワルキューレ」のスパイなんて、私は最初から最後まで、すっかり騙されてました。
けれど、過去の作品との巧みなリンクと、それによって次の新たな展開に繋がりそうな締めくくり方に、「えっ、これ、続き(「彼」のほうの別の話)はよ!」と期待が膨らむ膨らむ。
いや、ラストで持ち込んだこの設定使ったら、連作短編でなくて、長編一本書けそう…。(たいへん勿体ぶった、というか、思わせぶりな書き方をして申し訳ないのですが、ネタバレしてしまうと面白さが著しく減る類の構成だと思うと、悩んでしまいどうも具体的に書けないのです…。)
毎回、名もなきスパイたちを入れ替わり取り上げてきた構成を、こんな形で活かすとは…。
第五弾が未だ刊行されていないのが惜しまれます…。いやー、続き本当に出て欲しい。
結局、時間軸は運命が決するだろう第二次世界大戦の終戦までまだたどり着いていないし。(2019.8現在)
収録作は、「アジア・エクスプレス」、「舞踏会の夜」、「ワルキューレ」。
このシリーズは、ちょっとでも興味がある人には是非読んでほしいですね。 -
読むのはやめた。一作目が最高なので!
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ジョーカーゲームシリーズ4作目。スパイ小説で暗躍するスパイ達がかっこいい。裏の裏の裏をかいて、という頭脳戦が痺れる。第二次世界大戦直前の話やけど、この先もスパイ達がどう暗躍するのか気になる!
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ワルキューレが最高に盛り上がりました。
ナチスドイツvsソ連、ゲシュタポvs逸見・雪村…などいくつもの対立軸が次々に出てくる。
そして最後の最後に控えていたのが、海軍スパイvs陸軍スパイ!アツい。 -
#読了。ジョーカーゲームシリーズ第4弾。短編×2、中編1。
D機関のスパイが活躍、そして結城中佐の影がちらつくのはシリーズの醍醐味。
2作目で結城中佐、そして女性との舞踏会でのシーンは、そこだけ時が止まったような描写でよかった。
3作目は、いい意味で裏切られた。なるほど、そうだったのか。これでこのシリーズは終わりなのだろうか?是非続いて欲しいシリーズ作品。
って、読む隙あるのかーい。
百鬼夜行すっごいあるよ。
って、読む隙あるのかーい。
百鬼夜行すっごいあるよ。