感想・レビュー・書評

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  • シンガポールの水質浄化企業のCEOオリビア・ラムのインタビューが記憶に残った。まさに女性実業家のサクセスストーリー。エネルギーの源は「考え」から湧いてくるという。楽しいと思えば楽しくなる。幸せだと思えば幸せになる。すべては考え方次第。
    もう一人印象に残ったのはアメリカのベンチャーキャピタルのマイケル・モーリッツのインタビュー。シリコンバレーの生きる伝説で、アップル、ヤフー、グーグル、リンクトイン、ユーチューブなど誰でも知っているIT企業の出資者。若くアイデア溢れる人と仕事をすること以上に興味深いことはないとし、20代のインスピレーションの価値を高く買っている。これがモチベーションのようだ。
    二人を取り上げたが、表紙のジャレド・ダイアモンドは著書が多く、それを読めば考えは理解できたが、著書の少ないリーダーのインタビューはなかなかその考えに触れる機会がすくないので、その点でこの本の価値があるように思う。

  • いいなと思う記事はあるけど、1人あたりがあまりにも短い。知の逆転の上を行く短さ。本っていうより、ネットや新聞の記事を集めた感じに近い。

    でも、一部は内容もリッチだったし、短いのが残念だがおもしろそうな話も多い。お気に入りの人物を見つけるのに最適なレビュー、または、生きてる人版の"列伝"と言える。

    250pの本を、約50箇所ドッグイヤーしてたw
    好きな章を読み直さなきゃ
    161112

著者プロフィール

1937年生まれ。カリフォルニア大学ロサンゼルス校。専門は進化生物学、生理学、生物地理学。1961年にケンブリッジ大学でPh.D.取得。著書に『銃・病原菌・鉄:一万三〇〇〇年にわたる人類史の謎』でピュリッツァー賞。『文明崩壊:滅亡と存続の命運をわけるもの』(以上、草思社)など著書多数。

「2018年 『歴史は実験できるのか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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