吉野北高校図書委員会 (3) トモダチと恋ゴコロ (角川文庫)
- KADOKAWA/メディアファクトリー (2014年10月25日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041026076
作品紹介・あらすじ
高3になったかずらは友達として側にいてくれる藤枝への想いの変化に戸惑っていた。一方大地はあるきっかけから、かずらを女の子として意識しはじめ……。好きと友達の境界線に悩む図書委員たちの青春模様。
感想・レビュー・書評
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高3になったかずらは、友達として側にいてくれる図書委員仲間・藤枝への想いの変化に戸惑っていた。友達のままでいたいと言ったのは自分なのに、いまさら、それがさみしいなんて。一方大地はあるきっかけから、かずらを女の子として意識しはじめる。そしていよいよ受験も近づいて…。高校生たちのもどかしい想いが交錯するシリーズ第3弾。友人の快活女子・壬生っちの視点からかずらたちを描いた「女のトモダチ」を併録。
かずらちゃんと藤枝くんのすれ違いっぷりがもどかしい!
少女マンガを読んでるようならドキドキを味わえる。
なんてウブなんでしょう…それをヤキモキしながら見守る友人たちも良い。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
一言で言い表すと『切ない』
それぞれの、いろんな意味での切なさが窺える。
今まで当たり前だったことが、時が経ち関係なくなってしまったことに淋しく感じる。
何気ないやりとりが幸せなんだと居心地が良いのだと思う。そんな関係がいい。
今回はいろんなキャラの一面が垣間見えた✨
西川君も壬生っちも良いやつだ!
同性の友情はもちろん、男女の友情も素敵だなぁと感じた。
徐々に"好き"の気持ちに気づき始める描写が素敵。
好きなんだけど認めたくない。
好きだけど今更言えない。
お互いが違う意味での今更を使った所がもどかしくもよかった。
ぜひ続編お願いしたい。 -
藤枝!頑張れ!
まずA判定だせー♪
H大(広島かなー(笑)目指すまでにはならんのかー!
かずを追っかけちゃえー! -
いいなぁ、青春。「受験勉強は大変だったけど、あんな頃もあったっけなぁ」と振り返る。かずと藤枝の関係のもどかしさはもちろん、かずと大地の恋と錯覚しそうになるくらい仲の良い感じ、周りが盛り上がってしまうのも分からなくもない。
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徳島県の進学校である吉野北高校を舞台にしたほのぼの学園小説シリーズ3作目です。高校3年生になった川本かずらは、前に告白されながらも、そのまま曖昧に友達として側にいてくれている元図書委員仲間の藤枝高広への想いや気持ちに戸惑いながら、それに蓋をして進路に悩みます。そんなとき、同じ元図書委員でハンドボール部の武市大地の友達に告られます。高校生たちのもどかしい想いが交錯し、心が高まります。かずらのクラスメイトの任生っち目線の短編「女のトモダチ」が併録されています。あー、高校生に戻りたい・・・
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シリーズ第3弾。せつない。青春はこんな味。
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すきだ!
うっかり3巻からかって読み始めたがいける。
面白い
すきだ!