LEAK 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子 (角川ホラー文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
3.73
  • (43)
  • (129)
  • (113)
  • (4)
  • (0)
本棚登録 : 1078
感想 : 91
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041026120

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • まさかおばあちゃん達があんな風に繋がるとは。。。
    初の合同捜査は警察のイヤーな体質がしっかり出てて良かった。
    前に出ていた登場人物が再登場していくパターンが多くて読んでいて面白い。
    メールだけで比奈子が解る野比先生、愛だわ。。。

  • 「CUT」でハマって読み始めたシリーズ。
    と言いつつAIDはまだ読んでないけど…

    猟奇犯罪捜査班の藤堂比奈子。
    口から大量のお金を詰め込まれた変死体が次々と見つかる。
    「リッチマン殺人事件」に取り組むガンさんたちだが、被害者の共通点が見つからない。
    そんな中、比奈子にリッチマンから名指しの電話が入り…

    今まで読んだシリーズとはちょっと違う感じかな~
    殺人の理由と殺人の方法がなんかつながらんというか…
    異常者的じゃないっていうのかな…

    いやいや…
    どんだけ異常者を期待しているんだ~
    と思われるかもだけど…
    野比先生の活躍どころがないので物足りん感じかな。

  • 詐欺で人生が変わってしまった人達の復讐による事件。
    きっかけは様々ではあるけど、人を追い詰める詐欺が世の中に多くあるにもかかわらず、事件解決に至らないという現実に胸が締め付けられる本作でした。

    のび先生が出てこなかったのは残念~_~;

  • 秋葉原で見つかった不自然に重たい死体。その体内には、大量の小銭や紙幣が詰め込まれていた。都内各地で連続して同様の死体が発見され「リッチマン殺人事件」と呼ばれ捜査が続くが、被害者の共通点が見つからない…藤堂比奈子シリーズ第4弾。

    殺害方法自体は斬新かつ残酷なんですが、事件そのものはあり得そうなので今までで一番現実的というかリアルな感じがしました。絹さんとか大判焼き屋さん周辺の人たちは幸せに平和に暮らしてほしいなぁ…

    本部の加藤刑事含め、八王子署の面々、比奈子に対しては是辺りが強くてイラっとしますが、ヒラと言ってもおかしくない所轄刑事が次々猟奇殺人事件に関わり解決し、しかも今回は犯人から名指しで電話が来るとか確かに「んん?」と思うし面白くないかなぁ、とは思いますね…特に今回は手掛かりが偶然に頼りすぎている感がありました。

  • 3巻までとは少し違うような?と感じる点がいくつもあって、一旦止まって小休止みたいな印象の4巻。
    十分猟奇的だし人の思惑が絡み合ってるのも変わらずだけど、悪意ばかりでもなくサイコパス的な理解できない想いでもなく。
    主人公に近しい人の死がなかったのも初めてだし、続巻への明確な導入があったのも初めて。
    楽しく読んだのは変わらずでした。次巻も楽しみ。

  • 今までが猟奇的すぎたのか、ほのぼのとしたシーンも多かったせいか、今回はのんびり読んだ。
    何だか色々と切なくて、しんみりもしたし…
    十八家の残された人たちは、今後どうなるんだろう。また一緒に暮らせるといいな。
    とりあえず、絹さんが幸せで良かった。

  • 同じ作家を続けて読まないように心がけていたのに、このシリーズを3冊続けて読んでしまったのが先々月のこと。そろそろ次に行ってもいいよね自分に尋ねて4冊目。

    久々に開くとプロローグにもうワクワク。よくもこんなにえぐい殺し方を考えつくものです。遺体の描写については想像力を働かせずに読むのが得策。ホルモンとか焼肉とかやめて(泣)。猟奇殺人と特殊詐欺事件がどこで繋がるのかが見ものです。切ない読後感も好き。

    肉まんにホットココアの組み合わせは私は要らん(笑)。あれ?そういえば最初の発見者、どうなりました?どうでもえっか。

  • シリーズ第4弾。
    今回は、猟奇殺人ではあるけれど、事件そのものは
    よく耳にする事件だったりするので、
    読了感としては、切なさが後を引くのですよ。
    今までが過激過ぎたので、ちょっとした箸休めな感じの
    お話でした。

    着信音が「トンでもねぇ

  • 現金をみっしりと詰められた死体という、珍しい犯行。
    ジャンル的にはミッシングリンクものになるんですかね。
    誰が犯人っぽいのかは途中でわかってしまうんじゃないかと思うのですが、犯人当てが主題でも無さそうですし、そこはそれ。
    猟奇度は低いのですが、実際の犯行シーンを想像すると、かなり痛々しい感じがしますね。(^^;
    解決編のあたりがちょっとぐっとくる感じ。

  • シリーズ4弾目。
    つわりがようやく落ち着き、読書リハビリ中。
    リハビリにしては少しグロめ。
    今回は被害者の体内に大量の硬貨が詰められているという、これまた特徴的な犯罪。
    藤堂比奈子含める猟奇捜査班は警視庁へと呼ばれ捜査を始める。

    事件そのものよりも、大判焼き屋のおばぁちゃんの話に惹きつけられた。

全91件中 41 - 50件を表示

著者プロフィール

2月20日生まれ。長野市出身、在住。長野県立長野西高等学校卒。デザイン事務所経営。2014年、日本ホラー小説大賞読者賞受賞作『ON 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子』でデビュー。ほかの著書に『ON』につづくシリーズの『CUT』『AID』『LEAK』『ZERO』『ONE』『BACK』『MIX』『COPY』『BURN上・下』、スピンオフ『パンドラ』『サークル』『OFF』、「東京駅おもてうら交番・堀北恵平」シリーズ『MASK』『COVER』『PUZZLE』『TURN』など著作多数。

「2023年 『LIVE 警察庁特捜地域潜入班・鳴瀬清花』 で使われていた紹介文から引用しています。」

内藤了の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
ピエール ルメー...
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×